舞子にヤア!ヤア!ヤア!

全体行程

7日夜出発、その日は都内在住のM宅に泊まる。3時か4時までソルトレークやW杯のビデオを見ながらモーグル話で盛り上がる。
8日朝、東京駅でK,Yと合流、新幹線で一路越後湯沢へ。湯沢駅ではさらにJと合流。今回はこの5名で舞子後楽園スキー場へ。さらにKをのぞく4名でモーグル大会に参戦する。大会1日目の様子を見つつ(参加するのは2日目)、大会バーンの隣のパークで遊ぶ。と、Mがパイプでアーリーウープに失敗しこけて頭を打つ。その後、普通に下まで降りたのだが、リフトに乗ったところで不意に記憶が飛ぶ。自分がいつスキー場についたかわからなくなり、さらには記憶のない間にもう大会が終わったのではないか、とか言い始める。それで、今まであったことを説明してやると、「そんなのを夢で見たなぁ」とか言って次第に記憶が回復。大体1時間くらいで完全回復。
その後、いくつかのコースをうろうろ。大会バーン以外のコブで多少練習。
温泉と夕食を堪能し、わりと早めに就寝。
9日は午前中大会、午後は他のコースを少し滑った後、閉会式。

大会

日本一敷居の低いモーグル大会、という謳い文句の、平日まいこで楽しくモーグルMAIKO MOGUL CUP'06
男子ルーキークラス(約32名)
男子レギュラークラス(約16名)
女子オープン(約8名)
4名揃ってルーキークラスでエントリー。ゼッケン番号12・俺、17・Y、26・J、32・M。
朝、大体4,50分くらい練習で大会バーンを滑る。難易度はそれほど高くないものの、エアもあるしちょっと慣れない。脚も跳ねるし、なかなか満足いく滑りにはならないが、しかしとはいえそれほどひどくもない。音楽がずっとガンガン鳴らされているので、気分は割と高揚してくる。
トーナメント方式で、2人同時スタート。5人のジャッジの評で勝ち抜きが決まる。ジャッジの判断によるとはいえ、ほとんどはスピード勝負。早くゴールした方が大体勝つ。エアは、レギュラークラスで一人、バックフリップをしていた人がいるものの、基本的にはスプレッド、ツイスプなどが主流。ちなみに上と下で同じエアをしても可。
井上カオルのMCで大会スタート。
上でスタートを待っている際、多少緊張してきたが、むしろ笑いを誘うMCと音楽のノリで楽しさの方が強くなっていた。
スタートから最初のセクションまではほぼ同時。1エアはコザックをやろうとするものの、脚が開ききらずスプレッド。2エアはスプレッド。ミドルセクションの後半から若干遅れつつあったので、ボトムセクションはターンを少し犠牲にしてむしろスピードを出す。しかし、ゴールは僅差で遅れる。5対0で1回戦敗退。
しかし、MCから「SAKくん惜しかったね。俺から1点」そして特別ゲストのあの人からも1点(そのとき、彼がジャッジをしていたわけではないので、トークの一環にすぎないけれど)。
11番の人と握手を交わしたのち、ゼッケンが外される。
自分の滑りはほぼ出し切った。11番の人はうまかった(その後彼は準優勝)。この負けは完全に納得いくものだったけど、やっぱり少し悔しかった。ちょっとグラブをエアでやろうかとか思っていて、それが出来なかったのが残念。あと、やっぱりもっと滑りたかった。
Yも1回戦敗退。でも、Yはエアでグラブ入れてた。
Jも同じく1回戦敗退。2エアでスプスプし、ゴール後はネットインw
そして、我らが主将M、4人の中で唯一舞子参戦2回目。数週間前には別の大会にも出ている。1回戦…勝利、2回戦も勝利!なんとベスト8へと進出。しかし、3回戦では2エアでミス、敗退となる。3回戦で当たったのは、奇しくも1回戦でJを下したゼッケン25番。彼はその後優勝する。
ベスト8からは賞品が。というわけで閉会式・表彰式へ。そしてそのまま、余っている賞品を巡って大じゃんけん大会が!
戦利品は、三浦豪太のモーグルDVD(これは参加者全員がもらっていた)、クレープサービス券、パスケース
他、MとYはゲストジャッジ全員のサイン入りTシャツ、Kはワインを獲得。

ヤンネ!

この大会、なんとなんとなんとなんとなんと、あのヤンネ・ラハテラ(JanneLahtela)がゲストとして来ていたのです!
(ちなみに、他のゲストは大野さんや下山研郎でした)
ヤンネといえば、キング。そして、自分にとっては神も同然の存在。まあ、実のところ会うまでは何の実感もなかったわけですが。
まず、1日目、リフトの上からヤンネが大会バーンを滑っているのを見るが、ちょっと遠かったのでよく見えず。
1日目夜、夕飯をホテルのレストランで食っていたときのこと。ちょうどレストランの出口が見えるあたりに座っていたのだけど、日本人数名に囲まれて外国人男性が出て行くところを目撃……ヤンネだ。しかし、何の言葉も出ず、ただ隣にいたMの肩を叩くだけ。それでも、同じホテルに泊まっていることがわかったので、5人ともテンションがあがり、どっかでヤンネに会わないだろうかと騒ぐ。
2日目の朝、ゲレンデに行くべく部屋を出てエレベータに乗る。1階到着、エレベータの扉があく、目の前にヤンネ!
まさに目の前。至近距離にヤンネの顔があり、一気に心拍数が増加、やっぱり何も言えずただ呆然とするだけの俺。ヤンネはニコニコと笑いながらエレベータの中へ。その後、5人一同叫びまくり、(話しかけられなかったことに)後悔しまくり。
至近距離で真っ正面から見たヤンネは、意外と背が低い(170前半くらいか)。そして何よりかっこいい!
開会式前、テント前にいるヤンネに手を振ると手を振り返してもらった。あと、リフトに乗っているヤンネは、リフト上でダフィーのポーズをしてくれたりも。
開会式で、ゲストジャッジは上からバーンを滑り降りて登場。ヤンネは、当然ながら非常に軽々と滑り降りる。2エアは飛ばなかったものの、ボトムセクションはストックも突かない見事なターン。あの膝の動きには惚れ惚れします。何やら脚に怪我をしているらしく、今回はあまり滑らないけどサインや握手には沢山応じるよ、とのこと。
エキジビジョン(要するに空き時間)中、テント横でコースを眺めていると、MCから一緒に乾杯しようよ、と声をかけられる。そのとき丁度Jがビールを持ってきたので、2人でMCのいるテントへと。そして、そのままヤンネの方へ!
参加賞でもらっていた舞子Tシャツにサインをもらい、握手もしてもらいました!
さらにはその後、2ショットで写真も撮ってもらいました!
写真はその時の写真です。笑い男は僕です(^^;実は後ろのテントに下山の肩だけが写ってます(^^;;
英語が出来ないことがこんなに悔しかったことはなかったです。喋ることはもう全く無理。ただ、サンキューを繰り返すばかりでなかなか情けないばかり。ヤンネは、聞き取りやすい英語(多分ネイティブじゃないから)なので、何言っているのかは何となく(あくまで何となく)わかりましたが。
ヤンネはかなり気さくにサイン、握手、写真に応じていて、長々とヤンネと喋っている人とかもいました。
日差しもあって暖かく、運動後だったためもあってか、ビールがうまかったです。今までビールはあまり好きじゃなかったんですが、うまいなあと思ったり、あと音楽でユラユラしたり、その後はとにかくかなりテンションもよい感じのところに入り、とても楽しい気分に。
大会って楽しいなあ!
そして何より、ヤンネかっこいい!!
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