VOSS大会は、理由がよく分からないのですが、モーグルを２回やってます。
３月２日と３日に連続で。
デュアルでもなく、シングルを２回。
それから、ハーフパイプはキャンセルになったようです。
男子（３／２）
西伸幸が２位！
今季は、日本男子勢の調子がよいですね。
西は、もちろん初めての表彰台、というか初めての入賞。
予選突破すること自体が、確か今までそれほどなかったはずですから、すごいジャンプアップ。
そういうことは、日本大会とかだとありうるんですが、これが海外でとなると、さらに珍しいような気がします。
優勝はデイル、３位にビロドー、４位にバベック。
上野修は１２位。
男子（３／３）
２日連続で、デイルが優勝。彼の安定した強さは崩れることがないようです。
それを、サミとバベックが追う展開。
日本勢は、５位に尾崎快。
こちらも今季はなかなか予選突破ならなかったわけですが、昨季は猪苗代で２位になったこともある注目の若手。
９位上野修、１０位西伸幸、１１位附田雄剛、と桑原を除く日本勢が決勝に残ったようです。
今季は、日本の男子がコンスタントな強さを発揮してみせたシーズンといえるかもしれません。
女子（３／２）
これまた常勝、ジェニファー・ハイル。
続くは、マルガリータ・マーブラーとステファニー・サントピエール
上村愛子は欠場で、伊藤みきが１１位。あずさは１４位。
モーグルは何故か兄弟姉妹で選手という場合が多く、伊藤みき、あずさは３姉妹の次女と長女。
それと、チェコからも姉妹でワールドカップに参加している、スドヴァ姉妹がいます。
昨季はかなり調子のよかった姉のニコラは、今季後半から成績が奮わず、この日は２０位。妹のサルカが１６位。二人とも予選落ちなのですが、サルカがニコラの順位を上回ったのは初めてではないかと思います。
女子（３／３）
ジェン優勝、マーブラー２位という順位が全く変わらず。
クリスティ・リチャード、シャノンが追うという形に。
伊藤姉妹は、あずさが８位、みきが１１位と二人揃って予選突破はなったようですが、みきの９点というスコアを見るに、大きなミスをしたっぽいですね。ちなみに、みきが妹であずさが姉なのですが、普段はみきの方が順位が上なことが多いです。
スドヴァ姉妹は、ニコラ１６位、サルカ１７位。
VOSS大会が終わったことで、今季のワールドカップは終了したはずです。
まだ総合成績が分からないのですが、今季も総合優勝は、デイルとジェンで間違いないでしょう。
はてさてそれに誰が続くのか。
男子は、ネイザン・ロバーツやアレクサンダー・ビロドーあたりが
女子は、シャノン・バーキーやマルガリータ・マーブラー、あるいはステファニー・サントピエールあたりになるでしょうか。
しかし、ワールドカップが終わっても、今季はまだ終わらないのです。
雪不足で延期された世界選手権が、明日からイタリアのMadonna di Campiglioで行われます。
この世界選手権、というのは、２年に一度開催されるイベントなのです。
今年は、ノルディックの世界選手権が札幌で行われていますね。
次回、２００９年のフリースタイル世界選手権は猪苗代で開催される予定です。
フリースタイルは、現在４種目、すなわちエアリアル、モーグル、スキークロス、ハーフパイプがありますが、ハーフパイプは何故かキャンセルされてしまったので、３種目が行われます。
明日６日にスキークロス、９日にモーグル、１０日にエアリアルとデュアルモーグルが行われる予定となっています。
そしてなんと、カーリ・トロー（ノルウェー）が復帰（ワールドカップスキーニュース.com）するそうです。
