Newton 2025年9月号
物理の祭典「量子フェス」
そういうイベントがあったらしいことはなんかで見かけたことがあった。
それのイベントレポ
作曲家ペジェと物理学者橋本幸士のコラボレーションによる音楽イベントがメイン。
素粒子の関係を和音へと対応させる。それをもとにした交響曲。最後は、統一へと至るというストーリー
ペジェはパーカッショニストでもあり、陶芸作品からヒントを得たオリジナル打楽器も使われた、と。
言語の進化論 数千種類ある言語の「系統樹」をえがく
言語の系統関係を調べるには「音韻」に着目する(文字のない言語はあるが、音のない言語はないので)
しかし、過去の言語の音は残っていないので、文字記録を使うことにはなる。その際、例えば詩に注目する。詩は韻を踏んでいるので、そこから発音を類推する。あるいは、書き間違いに着目する。頻度の多い書き間違いがあった場合、音が同じだからではないかと推測する(lightが、頻繁にliteと書き間違えられているならば、ghtとteの発音が同じなのではないか、とか)。
シュライヒャーが初めて言語の系統樹を書いた。これはダーウィン『種の起源』出版より数年早い。
生命の系統樹のように全ての言語の共通祖先はあるのか。
→全ての言語に共通する要素は発見されておらず、いまのところ、全ての言語の共通祖先はないのではないか、と考えられる。また、祖先不明の孤立言語もたくさんある。
ピジンやクレオール(宜蘭クレオール)
日本語は孤立言語の1つ。日本語は、琉球諸語と八丈語とのみ関係がある。
孤立していると見られるのは、他の言語と分岐したのが古すぎて、もう共通要素が残っていないため
文字記録から音韻を推定していく作業、すげー大変そう
っていうのと、八丈語って知らなかった
日経サイエンス 2025年9月号
北海道で発見 太古の地下生態系 下野谷涼子 協力:鈴木庸平
幌延で、アーキアと思われる微生物が発見されている、と
後半では、地下生命起源説が解説されている。
生命起源の場所として、まず、深海熱水噴出孔説がある。有力だが、ウォーター・パラドックスが問題
次いで、地上の温泉説がある。これは、ウォーター・パラドックスは解決するが、そもそも地上って環境が不安定で、ちゃんと生き延びられるか問題がある。
最近出てきたのは地下説。
地下には水がないと思われているが、「動かない水」がある。結晶構造の中に水分子が固定されているもの。生命活動に必要な水素などを供給可能で、ウォーター・パラドックスを起こさない。地下は、蛇紋岩反応もあってエネルギー源もある。また、初期生命において、まだ生命自身で内外を分ける膜がなかった頃どうしてたか問題があり、深海説も地上説もそれぞれに解決策を持っているが、地下が一番しっかりできてるんじゃないか、と。
最近、ウォーター・パラドックスは解決されたという研究をJAMSTECがしていて、深海説で決着だなあと思っていたけど、地下説もなかなかかもなあ。
地下で生き延びる 微生物同士の共生関係 下野谷涼子 協力:延 優
メタノールを産生する微生物が発見されて、共生関係が示された云々
シェルパ族が高地に強いわけ
これ全然ちゃんと読んでないけど、腎臓がキーらしい

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