特集・日本SF第七世代
ここでは、北野勇作、野尻抱介を第4世代、冲方丁、小川一水、上田早夕里、伊藤計劃、円城塔を第5世代、宮内悠介、酉島伝法、小川哲を第6世代とした上で、それ以降を第7世代としている。
まあ、世代分けにどれくらいの意味があるかはともかく、これに従えば自分は第5、第6世代ばっか読んでるということになる(瀬名秀明を除くと、第4世代以前はマジで全然読んでない……。あ、あと飛浩隆は4なのか5なのか)
で、第7世代も多少読んだことはあるけど、ほとんど手を出してないというのが正直なところ
そんなわけで読んでみようかなと
高木ケイ「親しくすれ違うための三つ目の方法」
飛さんがTwitterで、タイトルの英訳が第三者接近遭遇になることを指摘していたが、エイリアンの噂話のある田舎に取材に行く若者の話
主人公の祖父(故人)は若い頃にエイリアンに遭遇したことがあると話していて、その話を祖母に聞きにいったところ、それを上回る話を聞かされてしまう。
取材と称して親しくなったUFO愛好家グループの1人である女性に好意を抱き始めていた主人公は、祖母から聞いた話を彼女に打ち明ける。
麦原遼「それでもわたしは永遠に働きたい」
この作者のデビュー作は以前読んだことがあったが、難しくてあまりよく分からなかったという印象(体調があまり良くない時に読んだこっちも悪かったとは思うが)
対して、こちらの作品は読みやすかった
労働ディストピア
草野原々「また春が来る」
フィクションが季節ごとに収穫される世界
津久井五月「牛の王」
コルヌトピア読みたいと思いつつまだ読めてない
第2長編の冒頭先行公開
面白かった。続き楽しみ。こういう雰囲気の作品好き
劉慈欣「クーリエ」
アインシュタインのもとを訪れる時間移動者