『日経サイエンス2019年2月号』

北海道胆振東部・大阪北部地震が示すシナリオ 中島林彦 協力:西村卓也/北 佐枝子/高橋雅紀

海溝型地震と内陸型地震の2種類あって、胆振や大阪の地震は内陸型
対して、海溝型地震として、今後、千島海溝や南海トラフにおいて巨大地震が起こる可能性というのがあり、胆振や大阪のは、こいつらに連なる奴かもしれないというおっかねー話
歪みが蓄積されている最中で、胆振や大阪はそれの影響なんじゃねっていう

国内ウォッチ

  • 東大の宇宙機構,初のトップ交代/脳の解明手法「光遺伝学」を確立

カブリ宇宙機構、機構長が村山さんから大栗さんに代わってた
オプトジェネティクスの人が京都賞とってたのかー。カール・ダイセロス。CLARITYも同じ人か

特集:量子もつれ実証

  • 最終決着「ベルの不等式」の破れの実験  R. ハンソン/K. シャルム

-アインシュタインの夢 ついえる 測っていない値は実在しない  谷村省吾
ベルの不等式の3つの前提、実在性、局在性、負の確率は存在しない
ベルの不等式が成り立たないことが実験で示される。いずれかの前提が成り立っていない?
検証実験には二つの抜け道があったが、その抜け道をふさいだ実験が2015年に行われた
この実験は、乱数発生にも役に立つ
アインシュタインは、決定論にこだわったのではなく実在論にこだわった

ゲノム編集ベビーの衝撃  詫摩雅子

そもそも、ゲノム編集の是非以前に、不必要な医療行為だという点で問題
科学者からの非難が相次いだとも書かれている
おそらくだけど、ゲノム編集推進派だとしても、あまりにも拙速であること、メリット・デメリットを十分検討できてないこと、社会の理解を得られる前の実施であることあたりで、今回の件については批判的っぽい雰囲気


HIV感染を防ぐためにHIVと結合するタンパク質ができないようにするゲノム編集をしているんだけど、そのタンパク質できないことによる影響が未知数みたい。
そのタンパク質ができないことによってHIVに感染しない人は実際にいるけど、アジア人の例がなくて、アジア人特有の遺伝子と相互作用があるかもしれない可能性も検討されていないとか
オフターゲットも調べたといってるけど、十分な検査になってないのではなという指摘もあるみたいだし。

ハイになって踊るタコ

ハイになって踊るタコ〜日経サイエンス2019年2月号より | 日経サイエンス
幻覚剤をタコに与えるとタコ踊りをします
っていうだけでなく、セロトニンが社交性と関わるのではないかという仮説を示す実験
幻覚剤を与えたところ、他の個体にやけに近づくようになったらしい