『19世紀パリ時間旅行』展

練馬区立美術館にて
鹿島茂コレクション展
オスマン大改造以前のパリを描いた版画や地図が大量に
それから風刺画とか、オスマン改造期の風景画から、それ以降、世紀末絵画や20世紀初頭くらいまで。
美術展というよりは、パリの歴史資料を見ていく展示で、美術作品の鑑賞というよりは、パリの歴史・建物・風景を見ていくって感じ
昔のパリの城壁と堀で囲われた部分って狭いなとか(ルイ14世くらいのころに埋められたっぽい)
ルーブルとテュイルリーのあいだにも民家があったのか、とか
セーヌにプールだか風呂だかの船があったのか、とか
リアルレミゼの世界だなー、とか
ナポレオン3世の時期に作られて1970年に取り壊されたというレ・アールは見てみたかったかもなあ、とか
眼鏡絵とか、鶏卵写真とかもあった。19世紀のほんとに初期のパリ風景写真とか、なかなかよかった。
美術展ではないと書いたが、ミュシャが1枚あったりして、それ以外にも世紀末期のポスターが結構あった。
あと、富嶽三十六景をパロったエッフェル塔三十六景というのがあって、これがなかなか富嶽三十六景的だったりした。
最後に、佐伯祐三の絵が1枚あった

去年のGWは『1789』を見ていて、一昨年のGWは実際にパリ旅行していて、なんかここ最近GWはわりとパリづいている