H.Brown ”Seeing things in pictures”

描写の哲学・美学の論文
分離されたSeeing-inについて
読んだけど、全然読めなかった。英語無理……。
なんかすごくテキトーなメモ


分離
鉛筆のスケッチ画で、腕の向きがちょとおかしくなってても、それは描かれた人の腕がおかしいというわけではないとか
15世紀の絵で、肌が木のような質感で髪も堅そうに見えるけれど、描かれている対象は柔らかい肌やシルキーな髪であるように見る。
しかし、前者を無視するような見方はよくない。直接視覚に見える経験も含めて作品の経験。


分離は、一部の絵だけでなく、多くの、ほとんどの絵に見られることと、芸術的な重要性があるということを主張


表面のデザイン的な性質ではなくて、絵の空間の中にseeing-inされる


分離のseeing-inで見えるものは、現実の対象ではなくて、見かけの対象


ホプキンスは、レンブラントの描いたシルヴィウスのドローイングを屈折で説明するけれど、屈折と分離は違う。
ホプキンスは、インクのしみで構成された手が見えるというか、直接見えるのは、手のような形をしているものであって、インクのしみでできている手というわけではない


空間的な、分離のseeing-in


直接見ることと絵を見ることの違い
D1〜D7(目のピントの調節の話とか、視差があるとかないとか)
絵画と現実とで、情報の流れが違う


見かけの対象と現実の対象との一致と不一致


結構図版が多かった
ルフレッド・スティーブンス、ギルランダイオ、レンブラントミケランジェロマティス、ジョット