『Newton2014年6月号』

恐竜関係をパラパラ見たりした
そういえば先月は、福井県立恐竜博物館の記事だった。背景なしで、骨格標本の写真がどかんと載っていて、特にティラノサウルスの写真がアングルとかがかっこよかった。

恐竜絶滅の原因は,隕石衝突による酸性雨だった?

この前ニュースになってた奴の解説記事
隕石衝突説で最初に提唱されていたのは、衝突で大気に噴き上がった粉塵が地球全体を覆って気温が下がったっていう「衝突の冬」シナリオだが、最近では、塵のサイズ的に早く落下してしまい、大規模な気候変動をもたらすほどではなかったのではないかといわれているらしい。
それで、大量絶滅のもたらした環境変動として、酸性雨があったんじゃないかという説が出てきている。
で、今回ニュースになったのは、ユカタン半島の地質を使って実験やって、酸性の物質が出来るのがわかったみたいな話
酸性雨説は、陸と海両方の環境変動が説明できるのがよい、みたいなことが書いてあった気がする
あと、当時陸でも海でも酸化が起こったことについて、地質的な証拠もあがっているらしい。

恐竜はデータが少ないからこそ,すごく面白い

小林快次さんへのインタビュー記事
1年の3分の1は、アラスカやモンゴルに行ってる、と。何月から何月までアラスカ行って−、次はモンゴル行って−、日本戻ってきてーみたいなのを繰り返す生活を送っているみたい。
環境としては、アラスカが一番過酷みたい。ヘリでしか行けない場所とかが多いから。
あと、アラスカでの調査は、ほとんど2人でやってるらしい。
よく怪我をする。日本に戻ってきたら、実は骨折だって分かったというエピソードも。
アメリカの大学行って最初はワニの研究をした。ワニというのは、恐竜に最も似ている爬虫類で、優れた恐竜研究者はみんなワニ研究しているから。
日本人では初めて、恐竜に関する論文で『Nature』に掲載される。
オルニトミムス類の恐竜から胃石を発見して、植物食の獣脚類がいたことを発見した時の話とか
まだ誰も発見していない新しいものを発見するのが楽しい
恐竜が好き、というよりは、「科学」が好き
恐竜は、確かに他の生物に比べたらデータが少ない。それで科学的じゃないという人もいる。けど、そのデータの少ないところから調べていくのが面白い、みたいなこととか。
化石をよく発見する人らしく、発見するコツとか、他の研究者からつけられたあだ名とかも書いていた。
改めて、すごい人なのだなあと知った。


書き忘れ
北海道で今発掘中の恐竜の話もあった。ハドロサウルス類だったかな。日本で初だったか2例目だったかの白亜紀末の恐竜らしい

永久機関はなぜ不可能か?

試し読み
永久機関っぽく見える装置の紹介が面白かった
それっぽく見えるだけで、実際には永久機関ではないが。