『レ・ミゼラブル』

ミュージカル映画をちゃんと見るのは初めてな気がする。
あと、レ・ミゼラブルをちゃんと見るのも初めてで、あーそういう話だったんだーと
話の内容について言うと、何か納得できないというかそういうところがあるにはある。
結局、世の中、顔がよくて金がなきゃ生き残れないんだ、確かに無情だね、みたいなw
といって、色々とツッコミたくなるのだけど、とはいうものの、最後には感動して泣いていた。
これはやはり、何と言っても、ミュージカル、つまり全編にわたってセリフが歌であることの力が大きい。
ミュージカルって、何か変な形式だよなーと思っていたのだけど、メリットがやっと分かってきた。
即物的なメリットとしては、尺を短くおさめられること。
セリフが歌だというのは確かに不自然なのだが、歌であることによって、登場人物たちが自分の性格や状況や感情を全て歌ってくれるので、展開が早い。そしてそのような説明は、歌であると不自然でなくなる。
また、同じ曲が繰り返し使われることで、これは誰々だということが示されたり、あるいは場面の対応関係が示されていたりする。
そして、今回、何よりすごいなと思ったのは、アンサンブルで、複数の登場人物達がそれぞれの想いや状況を同時に歌うことで感情が高まっていくこと。
具体的には、「対決」と「ワンデイモア」
「ワンデイモア」はほんとすごい。舞台版だと第一部のラストにあたるところで、終わると思わず拍手したくなる。
あとは、「民衆の歌」
思わず泣いてしまったのは、バルジャンが死んで、「民衆の歌」がもう一度流れるところ。非常にベタだけど。


ラッセル・クロウのジャベールがとにかくかっこいい。
「星よ」はかっこよさに震える
なんであんな、高いとこのギリギリ歩くの好きなの、ジャベールw


コゼットが誰かに似ているような気がする、と思っているのだけど、誰か分からない
候補は、上坂すみれ花澤香菜鈴木杏である。


そういえば、映画泥棒のCMが新しくなってた