『ヱヴァンゲリオン新劇場版Q』

実を言うと、映画館でエヴァを見るのは初めてです!
という、何というか場合によっては怒られそうな感じ(?)で、エヴァについては通り一遍には知ってるけど、あまりちゃんと見てはいない人です。


で、まあ結構楽しんで見れた。
話とか設定とかが十全には理解できない、というのは確かだけれど、まあそういうのを見るものでもなかったのではないかという感じで、個人的には考察とかにもあまり興味はなく、映像元ネタ集とかあれば見たいかなという感じ。
ヴンダーのコクピットが、マトリックスのネブガドネザル号のコクピットに似ているように見えたのだけど、マトリックスの方の記憶が曖昧で何とも。戦闘モードに移行するところを考えると、別にマトリックスじゃないかも。
ヴンダー号発進は、楽しかった。ノーチラス号のテーマだし。なんか直立するし。
あそこまでの一連の流れで、もうオッケーって感じだった。
シンジ君に出されてた食事が2001年宇宙の旅で、崩壊したネルフ本部をぐるぐるしてたときに、何か手のパーツが並んでたのは攻殻機動隊のOPっぽい感じかなーとか、見てて思ったのはそれくらいなんだけど。


設定の説明がないってのもそうだけど、
同一化ショットがないというか、俯瞰になるときにどの視点から見てるのか分からないショットばかりだったので、分かりにくかったんだろうなーと。
モノのスケール感もよく分からなくなってるなーとか。


最初に、ヴンダーが使徒をひっぱりあげる時の、水面(?)か何かとか、最後の砂漠の砂のアップとかが、なんか人工物的になっていたのが気になった。


エヴァは、テレビシリーズのOPに代表されるように、見ていて気持ちいい映像を作るのがうまいわけだけど
今回は、シンジとカヲルが2人揃って13号機に乗るときの、プラグスーツが一緒にしゅってなるシーンが何故か、個人的にツボだった。


あと、マリアスw
妹よりもカヲル君よりも、圧倒的にマリアスですよ、これはw
終わった後、観客はみな暗い顔で黙って劇場を去る中、「マリアスの百合が早く見たい!」と楽しそうに口走っていたのが僕です。
14年の間に一体何があったのか分からないけど、確かに醸成されている信頼関係というか、ずっとアスカを2828しながら見守っていたんだろうコネメガネを2828しながら見てみたい。
今回も、マリはおっぱいが揺れてましたね


巨神兵、東京に現る」は特撮博物館で見ていたのだけど、あれってメイキングの方が断然面白いので(そういう企画だし)、映画館で劇映画として見せるのはどうなんだろうと思っていたわけだけど、
エヴァの方が始まると、サードインパクトってのが火の七日間だったのかと思わせるようになっていて、そういう意味では、エヴァと同時上映でやるとそれはそれで意味が通じるようになっているのは良かったのではないかと思うが。
特撮ものは、子どもの頃に怪獣映画を見ていたくらいで、多分最後に見たのは、中学生の時のガメラなんだけど、そうか、ミニチュアセットの街って映画で見るとこんな感じだったのかーと。なんかもう覚えていないので、懐かしいような新鮮なような。


次回予告で、エヴァが走り回ってたのを見て、それ、早く見たいわーと思いました、まる。