土曜日には「6月のimoutoid」が、日曜日には「電刃」がやっていて、どちらもまあ行きたくはあったのだけれど、しかし自分は「歌姫爆宴vol.2」に行ったのだった*1。
行ってよかった!すげーよかった!
歌姫爆宴
アイマスのクラブイベントで、秋葉原のMOGRAにてやっていた。
元々、自分がニコマスにはまりはじめたきっかけって、6歳児Pのアマミゴールドだったり、Go-Qualiaさんのとかちトロニカ*2だったりしたわけで、アイマスのクラブイベントはいつか必ず行きたいと思っていたわけだけれど。
自分は確かにここ数年ニコマスにはまっているけれど、本当にただニコ動しか見ていなくて、ニコマスPやニコマス関連のブログやtwitterすら見ていないから、ニコマスクラスタというコミュニティには全く帰属意識がなくて、ましてイベントなど行ったこともなくて、まあ所詮にわかだしとか思ったりして、実を言えば、堂々とアイマスが好きだと言えないところがあったりもした(嘘だとか言われそうだけどな)
でも、今回歌姫爆宴に行ってきて、俺はアイマスが好きなんだ! ということを実感したw
もとより、GEN-ZOPを非常に楽しみにしていたのだけれど、
真ん中のうしわかP、YU-TOP、GEN-ZOPの3人の流れが特に良かった
この3人のあいだは、ほぼ止まらず踊り続けていたのではないかと思うが、とにかくYU-TOPが速い曲をがんがんかけてくるので、死ぬかと思ったw
そして、GEN-ZOPの時は、幸福感で息が詰まって死ぬかと思ったw
まあそこらへんのことは、歌姫爆宴2参加してきた - Togetterに適当にまとめているけれど
音楽がもたらす、特にライブとかクラブとかの爆音の中で踊っているときに味わう、あの幸福感というのは一体なんだろうね。
とりあえず自分はキックとかベースとか、まあ要するにあのリズムにひたすらノっているのが楽しいわけだけれど、その上にのっているのがアイマスということで、さらに上がっていくわけだし、VJをみるとやっぱりずっとアイマスっていうのがヤバイ
つまり、全方向的に幸せなわけでw
GEN-ZOP聞いてたとき、本当に雪歩は神だな、このまま天に召されるなという感じであったが、それはエレクトロハウスで身体的に盛り上がって、その爆音の合間から途切れ途切れに雪歩の声が聞こえてきて、スピーカに頭突っ込むようにして踊っているわけだけれど、顔をあげるとスクリーンに雪歩が映っていてというところからもたらされるわけだから。
あ、ちなみにGEN-ZOPは当然雪歩中心だったけれども、雪歩以外もかかった。もやしがかかった時とか、雪歩が神ならやよいは天使か、みたいな?w
まあしかし、幸せだったとか気持ちよかったとかやばかったとかは言葉を尽くしてもなかなか書けるものではないので、ひとまず置いておく。
なんというか、結構色々な感情が巻き起こったというのはあるかな。
ただ楽しいというばかりではなく、幸福感になっていくということもあるけれど、今回は時々、息が詰まるというか、俺このまま泣いてしまうんじゃないだろうか(泣かなかったけど)というような状態になったりもしたし
俺、正直、公式のライブでもこうはならないんじゃないかなーと思っていて、スピーカの真ん前3〜50センチくらいの距離でっていうああいうクラブならではの状況が大きいんじゃないかなと。
まあそれとはまた全く別に面白かったのは、自分にとっては一種の異文化交流だったところで
今までもなんどかオタク系クラブイベントとかは何度か行ったことがあるけれど、しかしアイドルライブそのものは行ったことがないので、サイリウムの実物を間近で見るのは初めてだったわけ。
オタ芸打ってる人はさすがにいなかったんだけど、あのアイドルライブ特有のノリ(オタ芸そのものではないので語弊があるけれど、とりあえず呼び方が分からないのでオタ芸系とでも呼んでおく)でいる人が結構多かったなと思う。
クラブでああいうノリを見ること自体には多少馴れてきたけれども、フロアのほとんどがそれっていうのはもしかして初めてだったかもしれない。
クラブなりなんなりに行くようになって、この世にはタテのりとヨコのりがあるってのは分かったのだけれど、さらにオタのりもあるんだな、というのが最近分かってきたところ。
音楽に対してどう身体が動くのかという反応・所作が異なっていて、面白い。
ライブっていうのはタテに揺れるけれど、クラブはヨコに揺れる。じゃあオタ系はどうなるのかっていうと、彼らはまず腕が動くのかな、と。
ライブでもクラブでも腕を振るという所作自体はあるのだけど、頭とかサビとかシメとかに盛り上がりを示すためにやっているのであって、腕を振ることで音楽にノっているわけではない。いや、確かに本当にノってくると腕も動くようになるんだけど、身体が温まってないうちは腕はでないなあという気がしている。
オタ系は、オタ芸打つっぽい感じで、腕を左右に振りながらクラップしたり、あとメロディにあわせて腕をゆっくり持ち上げる奴とか。あそこらへんは見よう見まねでは身につけられなかったなあ。
曲にあわせて「イェーイ」って叫びながら腕を高く振り上げる、とかは、真似できるして、後半の方では「フゥッフゥッ」みたいなかけ声も出るようになったんだけど、しかし、やはり自分に身についていないもので、何か違う感じもする。手を振り上げるという動作を、自分はアイドルのライブではなくてバンドのライブで身につけているから、動き方に違うところがある。あと、タイミング難しいなというのがあった。
曲のどういう箇所で反応して盛り上がるかという習慣づけが、異なっているではないかと。
だから、およそ同じ場所で盛り上がっているはずなのだけれど、タイミングがずれたりする(まあ俺のリズム感が悪いんじゃねーのって話もあるんだけど。別にオタ系じゃない普通のクラブノリの中でもずれることあるし)。
曲の展開に対する反応も異なっていて、ここで歓声あがるんじゃないってところで、あがらなかったりって時もあったし。
客のノリは結構色々と混ざっていて
オタク系ノリだけの人もいれば、オタク系のノリとクラブ系のノリが混ざっている人もいて、それも結構割合としては色々あって。
自分もなんかキメラのようになった気分があったw 後半の方で、ハードロックアレンジかけられて、何故か自分含む3人くらいヘドバンしてたしw
あと、どんなライブでもクラブでもそうだけど、後ろの方の人達は大抵棒立ちだよね。それはそれで楽しいなら全く構わないけれど、音楽は踊ってなんぼと思っている自分としては、不思議ではある。
アイマスクラブイベントなわけで、アイマスとクラブが好きな人が基本的に集まっていると思うのだけれど、YU-TOPのかけたハピコアっぽい奴(俺、ハードコアテクノ系のジャンル名は全然分からないので、実際のところハピコアかどうかよく分からないけれど)とか、GEN-ZOPのエレクトロハウスとかで、フロアの中で一番ガンガン踊っていたのは自分だったんじゃないかという気がしないでもない感じだったりする。
ニコマスでクラブリミックスとか結構あるし、NoNoWireみたいなイベントもあるし、結構アイマスとクラブ音楽って組み合わせ好きな人多いと思うのだけれど、やはりニッチだったのかとちょっと思ってしまったりもした。
やっぱり何というか、多少クラブアレンジしつつ割とそのまま歌が残っているような感じでかけるのが一番盛り上がるんだよね。俺はもっとガンガン加工していっていいよ派なんだけれど。
でも結構複雑なリミックスとかもあって、楽しかったわけだけれど。
CD音源そのままなんじゃないか、みたいなのもかかって、そういうの盛り上がるんだけど、クラブのスピーカだと全然低音が足りてなくて、中音ばっかり出ていて、単に爆音でかければいいってもんでもねーなーということに気付いたりもした。
自分は、クラブもクラブ音楽も、好きではあるけれど、全く詳しくないという奴なので、クラブについて多くを語ることはできないけれど、クラブは結構色々な音楽がかかって色んな人が集まっていて面白いと思う。
いわゆる通俗的なクラブのイメージというのがあると思うけど、ああいうのもなくはないだろうけど、実際には結構多様化しているという感じはある。こういうのは、もっと詳しい人がいるだろうけど。
例えば、僕がクラブが好きだというと、わりと多くの人は意外だなあと思うんじゃないかと思うのだけど、実際の客とか見てみたら、別にそんなに意外でもないはずw
こういうことってある層にとってはかなり自明だと思うんだけど、クラブってやはりなんというか参入障壁が高いので、謎だなあと思っている人達にとってはずっと分からないままなのかもしれないと思ったり。
最近はustとかやってるから、どんな雰囲気か行かずとも見れたりするけど。
オタク系のクラブイベントは多分増えたけど、それ以外にもあって、いわゆるクラブ音楽が全くかからないイベントとかもある。自分が行ったことあるのとしては、ひたすらホフディランっていう奴とか。そのイベントは渋谷系っぽいのを多くかけていて、別にクラブアレンジとかそれほどしているわけではなくて、わりとそのまま渋谷系の曲がかかっている。まあホフとか渋谷系とかは別にそのままでも踊れる感じなので、違和感ないけどね。
あと、客層の広さで面白かったのは、Perfumeのイベントで。オタ芸打つことしかしない奴と、Perfumeの振り付けをマスターしていてそれしかしない人がいたりして。Perfumeの振り付けマスターしている人達は、マスターしてる曲は完璧に踊るんだけど、振り付け知らない曲はずっと座ってるのね。そういう楽しみ方もあるのかー、そりゃあるよねーみたいな感じで面白かった。その時にイベントは、1人変なDJがいてw 何故かXがかかって、何故か生まれて初めてXジャンプしたw 確かそのとき、ずっと後ろの方で座っててXジャンプの時だけ前に来た人とかもいたよw
最後、全く歌姫爆宴と関係なくなってしまったがw
自分は本当、音楽が好きというよりは、単にドンドン鳴っている中で身体を揺らしているのが好きなだけなんじゃないかと思うことが多くて
アイマス曲が好きなのか、ということも実際よく分からない。
リミックスやMADが好きなのであって、元曲は大して、っていうかそもそも元曲聞いたことないという感じなところは実際にあるし。
クラブは、滅多に行くこともないので、行くことがあると毎回楽しくて気持ちいいのだけれど、しかしやはりこのテンションの上がり方というのは、アイマスだからこそだったのではないかと思いたい。