『エンジェル・ウォーズ』

なんか廃墟っぽい戦場をセーラー服で日本刀を振り回す映画と聞いて、なんだかよく分からないけれど見に行ったw
ひでー映画だったw
とりあえず最初に行っておくと、わざわざ映画館で見なくてもいいです
あ、でも、BGMは爆音(ってほどでもないが)で聞きたいので、そういう環境としては映画館はありだけど
どちらかといえば、友人何人か集めて逐一ツッコミ入れながら見るか、ニコ動で弾幕流れるのを眺めながら見たい。


セーラー服に日本刀持った女の子とボンテージっぽい女の子が、巨人のサムライとか機械化されたドイツ兵とかオークやドラゴンと戦っている(どのステージでも武器は現代の銃)のが見たい、というしょーもない欲望だけでできているw
ほんと、「第二次大戦フィールドも捨てがたいけど、ドラゴンとも戦ってほしいよねー」という作り手の声が聞こえてきそうだ。
「設定とかどーすんの?」「全部、幻覚か妄想ってことでいいじゃん」
はい、設定終了、みたいな
最後になんかオチをつけようとしたのかテーマっぽいことを言い始めるのだが、何故かそのナレーションが全く関係ないようなことまで畳みかけるように続いていき、ああやっぱりそこ(テーマ)はどうでもいいのねという清々しい気分になって見終えることができる。
っていうか、広告に美少女がどうのって書いてあったような気がするけど、美少女じゃ(ry


スフィアが声やってたのだけど吹き替えで見たけど、あんまりわからなかった
というか、セリフ少ないし
ひとりやたらと喋るのは、戸松だってわかったし、後半の長ゼリで寿もわかったけど、愛生がわからんかった。
しかも5人いて、あれ一人多いなと思ったら、スフィアじゃない人もいた。


あ、スローモーションとアップがやたら多い。
アクションシーン(妄想シーン)が4回くらいあるわけだけど、最初っからスローモーションががんがん入って、「え、最初から?」となったのだが、もう4回目くらいになるとアクションシーンずっとスローモーションだったんじゃねーかと思えるくらいの過剰さだったw


散々ひでー感想書いたあとだけれども
冒頭のシーンの演出は普通によかった。主人公が何故精神病院送りになったのかという経緯を、セリフなし(多少はあったかも)、BGMだけでやっていて、すっきりまとまってた。


見ている最中よりも、見終わって一緒に行った友人とわいのわいの言ってる時の方が楽しかった
そういう意味では、別に十分面白い映画だったのではないかと思われます
唯我独尊風林火山