「虚構の美がせまってくる」

id:kugyoくんをはじめとする、早稲田大現代文学会主催の講演会「虚構の美がせまってくる」
講師は、山形大で分析哲学を研究している清塚邦彦と小説家の諏訪哲史
諏訪は大学で哲学専攻だったとはいえ、やはり出自の違う2人で、基調講演で話す内容もわりと違ったのだけど、対談ではそれなりに話が噛み合っていって面白い話を聞くことができた。
清塚先生の話は、分析哲学におけるフィクション論の整理として勉強になったし*1、諏訪さんの話にもやはり勉強になるところがあった。それに加えて、諏訪さんの話は面白かった。なんかこう、人を引き込むエネルギーみたいなものが話の中にあった。話の内容の中には、雑誌の対談とかでみた覚えのある話題もあったのだけど、直接聞く方がずっと面白かった。
諏訪さんの小説観、フィクション観を聞けたのは、すごくよい刺激になった。
内容のレポートを、と思ったのだが、ちょっとメモがとりとめもない感じになっていて難しい。
このとりとめもない感想にとどめることにする。申し訳ないけれど。
諏訪講演の最初でもいじられ、会場からの質疑の一番最後でも突っ込まれたkugyoくんですがw、でもとてもいい企画をやってくれたなあと思いました。お疲れ様です。

*1:しかし、ここに告白しておくと、途中で居眠りをしてしまった。前日からずっと寝ていなかったのだから許して下さい。すみません。寝てしまって一番後悔してしいるのは自分です