「おいっ!パーティやんぞ!」「チャロー!インディア」「メディア芸術祭」

おいっ!パーティやんぞ!

金曜の夜は、おいッ!パーティーやんぞ! - DIG@BOOKOFFに行ってました
久しぶりだったので、ずっと踊り明かしてました。
2日後に筋肉痛です。
色々な人にも会えたりして楽しかったのですが、基本的にずっと踊ってたので、あまり話せませんでした。すみません。久しぶりなので、ついついw
ブレッツって箱は初めてですが、店内にカーペットが敷いてあって土足禁止。で、ソファやらベッド(?)やらもごろごろ並んでいて、時間が経つにつれて、どんどんお客さんが寝ていくという素晴らしい空間でしたw
音楽聞きながらゴロゴロできるのはいいですね
あと、風船が沢山あった。
人と話していたら、突然ノイズが始まりました。耳を塞いでる人たちもいた一方で、すげー楽しそうにしている人たちもいて、それを眺めてました。
ノイズが終わったら、次はtofubeatsで、そのギャップが何か楽しかった。
「ゆっくり盛り上がっていきましょう」とかいいながら、一番激しかったのはtofubeatsだった。Perfumeミックスがかっこよすぎ。
tomadへと変わると、相対的にまったりした感じに移っていった。でも、それなりに激しくもあり、お酒もちょうど回ってきたところで、このままいつまでもずっと踊ってられんじゃないかとw
パーティなり何なり行くと、そう感じる瞬間があって、それがこの上なく気持ちいいので、また行くんでしょうね。
星間飛行が何回かかかったのがちょっと印象的だったw

チャロー!インディア

で、土曜は朝一で森美術館へ。
エレベータ乗るときは意外と人がいて、インド現代美術でしかも朝一なのにこんな人が来るのかと思ったけど、9割は展望台の客だった。
というわけで空いていたけれど、かといってガラガラというわけでもなくそれなりに人も入っていた。
サイズの大きい作品が多かったのがよかった。
大きいとそれだけで迫力がある。
よかったのは、最初の方にあったOT図みたいな奴*1
3つ作品があって、一つは50センチくらいの箱に書いてある奴、もう一つはスクリーンに映し出されてる奴。そして3つめがすごくて、一つ目の箱と同じ形で人間がくぐれるくらいの大きさの奴
ヒンドゥーイスラム、仏教の神様や悪魔や鬼や、あるいはインドの街の風景がコラージュされてる。中に入って、上を見上げると、空を神様や鬼や悪魔がコラージュされていて、空間に取り囲まれてる感じになる。この感じは、アートだなあと思った。
それから、鉄骨か何かで立体的なグリッドフレームを作って、その中に飛行機の模型を何個も並べて、その軌跡を視覚化してる奴がかっこよかった。
空き缶とかのゴミを使って、インドの街を作ってるのは、どこの小学生の工作だよって感じだが、しかしやはりあれも大きさがでかいことによって、迫力を生じさせていた。
自分で色々な衣装を着て写真を撮る、というどこのシンディ・シャーマンだよみたいな作品もあった。
シンディ・シャーマンは、ハリウッド映画のワンシーンのような風景をコスプレして撮ったわけだが、こちらは「典型的な」インド人女性だったり、イギリス植民地時代に人類学の研究として撮られた少数民族の写真風だったりする。
方法論は同じでも、そういうところで違いが出て、作品が面白くなったりなんだりするのかなー。
社会問題を告発するというよりも、楽しそうなのがよかった。
社会問題を告発しているんだけど楽しそうな作品としては、インドの交通事情とかそういうのを改善しようと1人で目論むプロジェクトというのがあった。
床に、足が書いてあって数字がふってある。その順序で歩くと、混雑した電車(?)の中を上手く通り抜けることのできるステップになるらしいが、難しいダンスのステップのようになってる。
それから面白かったのは、監視員の椅子を作品にしてしまった奴。
椅子と椅子の上の方にオブジェが付いていて、座っている監視員さんも作品の一部となっている。普段、客を見ている監視員を逆に見るというコンセプトの作品。
なんだけど、なかなか客も監視員も気恥ずかしくなるというか、そういうコンセプトだと言われてもなかなかじっと見ることはできない。椅子やオブジェの方に目をそらしたりする。あと、見られているのに耐えてずっと座っている監視員さんもいる一方で、全然その椅子に座ろうとしない監視員さんもいた。
映像作品やメディアアートみたいなのもあったし、ガンジーのお札に落書きした作品もあったし、インドの社会問題を扱った作品もあればインドとはあんまり関係ないような作品もあった*2
というわけで、それなりに面白かったけれど、後半は疲れてしまってあんまりじっくりとは見て回らなかった。
MORI ART MUSEUM [チャロー!インディア]

メディア芸術祭

で、今六本木にいるというtwitterのpostを見たAgから連絡があって、落ち合う。
国立新美で昼飯食べて、まだちょっと時間があったのでメディア芸術祭を見る。
土曜の昼だから当たり前だけど、やたら混んでてびっくりした。
客層の広さにも。子どもからそれなりの年の方までいる。
色々見て回る時間はなかったので、ざーっと眺める感じ。
アニメとかは全く見なかったけど、メディア芸術祭見るならやっぱりアニメがメインなんじゃないかと思ったりする。
劇場版アニメでは、『スカイクロラ』と『空の境界』があった。入場無料なので、上映日を事前に調べておけばタダで見れるというわけだw*3
短編部門では、やっぱり山村浩二が入賞してる。あと、クレイアニメならぬ刺繍アニメがあったな
マンガ部門は、『ピアノの森』が大賞で、優秀賞に諸星大二郎とか星野之宣とかが入ってて不思議な感じがした。
それから、舞城王太郎の奴を見た。
Agから指摘されて気づいたのだけど、舞城の文章って普段読むときはかなり速度を感じるのに対して、タイピングしている画面を見てる分にはその速度がほとんどない。わりと考えながら打っている感じ。
見ててそれなりに面白かったけど、舞城知らない人にとってはどうなのかな。小説だって気づいてない人もいたし。
その近くに置いてあった、小さい羽根車が沢山並んでいて、さわると一斉に回り出すのが結構好きかも。インタラクティブアートとかいうと、ゲームっぽいのが多いけど、ああいうふうにモノに直接さわってモノが直接動く方がなんかいいんじゃないかと思ったり。
あと、紙人形で延々プロレスごっこやってるチープなビデオとか、何がアートなのかよく分からんw
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2008/

*1:中がTじゃないけど

*2:まあ多かれ少なかれインドと関係していた作品がほとんどだったか

*3:期間中に1回か2回しか上映されないけど