気付けばもう5号。大体ちゃんと読んでるよ、俺、すげーw
今号は、向井秀徳インタビューに始まり、黒沢清インタビューに終わる、という感じ。
- 向井秀徳インタビュー
ZAZENって、実はちゃんと聞いたことがないんですが、4枚目のアルバムの話をしていて、聞きたくなってきた。
とりあえず、インタビューの中で特に話題になっていた、asobiは聞いた。
アーティストのインタビューってやっぱなんか面白いよなあ、と思う。
- プロフェッショナル読書論
今回は、ずっと『ディスコ探偵水曜日』の話。
まわりの反応見てると、ディスコ探偵読む気しないんだけど、これ読むとなんかちょっと面白いのかなあとか思ってしまう。
「50時間分の素材を切る準備は、もう出来た。」
- YourVoice
これずっとなんか、お金と風俗嬢の会話みたいな話だったんだけど、前回にそれにけりがついて、今回は主人公(?)が街を歩いたりメールしたりしているのだけど、それの時間順序が逆になっている。1文1文、時間を遡っていく形式になっている。
- 冨田明宏のアニソン<裏>入門
平野綾のアルバムの話を少しして、あとは全部、『マクロスF』の話
『マクロスF』は見てないんだけど、最近になって、「トライアングラー」と「星間飛行」にはまったところだったので、読むタイミングとしてはよかった(?)
曲しか知らなかったので、曲以外の部分、メディアミックス展開とかが、へーと思った
今回は詩人、和合亮一との対談。古川と同郷(福島)の出身で、古川の高校時代の話から対談は始まる。
古川と和合はともに高校時代は演劇をやっていて、その頃、古川の名前は別の高校の和合のもとにまで聞こえてくるほどのカリスマだったとか。
それから、現代詩は中の世界に閉じこもってないで、外と繋がらないと(小説もそういうところあるよね)話とか、福島を詩の街にしたいといって色々と和合がイベントをやっている話。朗読の話。古川にとっての福島ないし東北の話など。
- アミ&まみのお悩み相談室
今回の相談者はひどいw
21歳、銀行に内定の決まった大学生Iくん、だけどサブカルへの思いが捨てきれない! みたいなw
『QJ』とか『PLANETS』とか読んでて自分でもミニコミ誌を作ったりしている、らしい。
で、何か、吉田、雨宮、佐々木の3人に、お前は本当にサブカルなのか、とフルボッコにされる感じ*1。
で、結論は、カノジョと二人でゼロアカ道場破りすること!ww
Iくんが道場破りしてくるの、楽しみにしてます!!
DMCにかこつけて、Mana様の話してる
- 黒沢清インタビュー
『トウキョウソナタ』みたいなー
あと、『宇宙戦争』は見た方がよさそうだなあという最近の思いを、さらに新たにした。
それから、役所広司の話題が出てきたので、『パコと魔法の絵本』も見たいなあと思った。
『トウキョウソナタ』に関して言えば、若干ネタバレされた。
映画における、テーマ・物語と映像の関係について。
黒沢は、テーマ・物語に関しては脚本を書くときに滅茶苦茶考えるらしい。でも、脚本を書き終えた時点で、それはもう完成。それ以上、考えない。で、撮り始めたら、もうテーマ・物語のことは考えていないので、結果的には脚本を破壊するような画面を作っている、とか。そして、その後さらに編集が。
他にも、役所広司が忙しいことを知っていたので、キャスティングしていなかったけど、「3日だけ空いてるけど何かありますか」って連絡があったので、その時残っていた役をあてたら、すごく重要なシークエンスが出来上がったとか。
そんなに強くする意図はなかったところを、小泉今日子が強く演じたおかげで、そこが映画の締めっぽくなったとか。
映画は、関わっている人も多いし、作業過程も多層的だから、面白いものだなあと思う。
最近はテーマ・物語ばかり注目されすぎてんじゃないの、という指摘もあり。
- 後藤さんのこと
まあまあ、いつもの円城節なんだけれど、今回は(前編)ってついてて、最後の方にちょっと自己言及的(メタフィクション的)な言い回しが出てくる。
「僕らはやっぱり、いつまでたってもこんなことを繰り返している。」
このちょっとセンチメンタルな感じの文は、円城作品では久しぶりに見るかも。でも、これも円城節の一部をなすよね。
- 福永信のこの常設がすごい
常設の方は、パブリック・アート群「ファーレ立川」について
ちょっと面白そう
『パール判事』論争について
- うろ覚えのJポップ時評
オタク系コンテンツに見られる脱オタネタについて
『AURA』とか
- 中心の行方
飴屋法水について
パフォーマンス・アートというのも、なんかすごいね
*1:全然関係ないけど、ポニョは美人になる、エロい、とか、あれは巨乳になる顔だ、とかを相談者無視して喋ってたりしてる