春の文学フリマ告知!!

「春の文学フリマ2008」に参加します

開催日時 2008年5月11日(日)
開場 11:00〜終了16:00
場所 東京都中小企業振興公社 秋葉原庁舎 第1・第2展示室
(JR線・東京メトロ日比谷線 秋葉原駅徒歩1分、都営地下鉄新宿線 岩本町駅徒歩5分)


ブース番号 B−56(会場内地図
サークル名 筑波批評社公式サイト
新刊『筑波批評2008春』
さらに加えて
筑波批評2007』(目次)、『物語の(無)根拠』(目次*1
を頒布予定です。
みなさま、是非是非ご来場ください!
そして、このサークルの本を手にとって頂ければ幸いです。


新刊となる『筑波批評2008春』は、現在鋭意制作中です。
完成し次第、このブログ上でも告知していく予定です。
自信をもってお届けできるラインナップを揃えることができたのではないか、と思っています。
お楽しみに!*2


ちなみに、僕は以下のようなものを書かせて頂きました。
神州国はどこにある〜星野智幸『無間道』論〜」
星野智幸の『無間道』の、メタフィクショナルなところを読み解くことで、この作品の機序のようなものを論じようとしたものです。
そして何より、フィクションと現実の関係と取り組んだものでもあり、『物語の(無)根拠』での「『ミステリアスセッティング』論」などとも呼応していくものになったと思っています。
筑波批評2008春』では、さらにもう一編書いています。

そしてもう一つ、別のサークルの冊子にも投稿させて頂きました。
あもるふぉす*3の発行する『ソフラマ!Vol.01』です。
こっちは
「セカイと暴力の限り〜『ダブルブリッド』論」です
今月、最終巻が出ることが予告された『ダブルブリッド』をセカイ系として読み解くというものです。
『無間道』論が、フィクションと現実についての論だとするならば、こちらは、日常と非日常の関係についての論となります。
見た目は、大分異なったものになっていますが、僕の中でこれらは実は並行関係にあるテーマなのではないかなと思っています。
こちらは、『物語の(無)根拠』でいえば、『虐殺器官』論や佐藤友哉論と呼応しているはずです。

*1:前回、売り切れてしまった黄色い本です。増刷しました

*2:ハードルが上がってしまった!

*3:ブース番号はB−40