フライネ大会(スキークロス)

男子に関して言うと、前回、王者トマス・クラウスを一体誰が止めるかという話を書いて*1
日本の瀧澤、河野、カナダのスタンレー・ハイヤー、スイスのミカエル・シュミッドを挙げたのだが、
このフライネ大会では、この4人は誰一人として、ファイナルにも残っていない。
瀧澤は8位と前大会よりも順位を上げたが、シュミッドは9位、ハイヤーは11位、河野は27位である。
そして、トマス・クラウスは相変わらず1位にいる。
2位GAVAGGIO Enak 1976 FRA
3位 SPALINGER Richard 1975 SUI
4位ELIASSON Tommy 1980 SWE
となっている。


女子の方では、福島のり子が3位!!
そして1位はもちろんオフィリー・ダビッド、ではなく、メリル・ブーランジェ!
さて、オフィリー・ダビッドはどうしたのかとリザルトを見ていってもなかなか見当たらない。出場しなかったのかと思ったら、下から2番目、30位に名前があった。29〜31位は0ポイントなので、最下位である。
まあ予選の時に大きくクラッシュでもしたのかもしれない。
どんなに強い選手でも、1シーズンに1回、大きなミスをしたりすることはあることだ。
とはいえ、彼女の場合、04年以来16回のワールドカップ、2回の世界選手権で、ほとんど1位、最低でも6位だったので、突然30位というのはちょっとびっくりする。
多分、次の大会からはまた1位とるだろうと思うのだが、このポイント差が総合優勝に影響をもたらす可能性は結構大きいのではないだろうか。
1位 BOULANGEAT Meryl 1986 FRA
2位 OWENS Jenny 1978 AUS
3位 FUKUSHIMA Noriko 1979 JPN
4位 FARIC Sasa 1984 SLO


リザルト


追記(080118)
日本女子初表彰台だったのか。
何にせよ、めでたい。
「ワールドカップ第2戦☆やったどーー♪」(福島のり子のブログ)
↑表彰台の写真が載っている。

スキークロスのワールドカップは16日フランスのフレーヌスキー場で行われ、福島のり子(チーム明徳寺)がW杯日本人女子として初めて3位に入り表彰台に上った。ちなみに男子の優勝者はトマシュ・クラウシュ(チェコ)、女子はメリル・ブーランジェ(フランス)だった。
 一方の男子スキークロスは滝沢宏臣(チーム明徳寺)8位、河野健児(野沢温泉ク)27位で、今季アルペンから転向した土井俊幸(サンミリオン福岡ク)や松原良輔(赤倉ク)、生形剛男(三郷市ク)、女子の斉藤茜(長門ク)らは予選落ちした。

http://blog.skijou.com/archives/50170331.html

リザルトだと、アルファベット表記だけで、読み方や漢字が分からなくて困るので、ありがたい(^^;
チェコ人だから、トマスじゃなくてトマシュなんだなあ、とか。
ウブカタは生形なんだなあ、とか。
スキー場の名前が、フレーヌになっている。確かに、Flaineだから、フライネじゃなくてフレーヌだよなあと思うのだけど、共同通信とかはフライネって書いてるんだよなあ。

追記(080128)

タッキーはブログで、トーマス・クラウスと表記していた
多分、英語読みなんだるけど。