Les Contamines Montjoie 大会(スキークロス、ハーフパイプ)

『銀色のシーズン』が公開されたみたいですね。
機会があったら見に行こうと思っているが、「雪猿」っていうコピーはひどいと思う。
この映画を機に、スキー人気が回復すればと、祈っている人たちも多いだろうが、そもそもこの映画自体が売れるのかどうか。
そういえばこれのTVCMは、みんな「うぉー」と奇声を発しているシーンだけが並べられていて、どんなストーリーかさっぱり分からないのだが、スキー映画として間違っていないなと好感が持てた。


今シーズンは、ニセコ、ばんけい、ばんけいに行きました。
多分、今シーズンはこれで打ち止め。
雪はそんなに多くなかったけど、悪くはなかった。


さて、(読み方分からないけど)モンジョワ大会のリザルト。

もう、このブログでも何度か書いている気がするが、ハーフパイプといっても、スノーボードではなくてスキー。
『銀色のシーズン』はモーグル映画だけど、CM見てる限り、フリースタイル全般を扱っているっぽいので、パイプとか飛び・ジブ系とかバックカントリーとか、一口にスキーと言っても色々やってるんだ、ということが知られるようになるといいなあ。
1位サラ・バーク(カナダ、1982)
2位ジェニファー・フダク(アメリカ、1986)
3位JAEGER Mirjam (スイス、1982)
日本人選手はいない。というか、参加選手が全部で14人しかいない。
80年代前半から半ば生まれくらいがほとんど。
リザルト

リザルトが載ってない。
中止??

1位オフィリー・ダビッド(フランス)
2位BERNTSEN Hedda (ノルウェー
3位メリル・ブーランジェ(フランス)
4位MCIVOR Ashleigh (カナダ)
女王は今年も強いなあ。
オフィリーは去年ずっと1位とり続けた選手で、同じくフランスのメリルも大体2位ないし3位をとり続けている。
日本の福島のり子は7位。斉藤茜が19位*1
リザルト

1位トマス・クラウス(チェコ
2位PUCKETT Casey (アメリカ)
3位スタンレー・ハイヤー(カナダ)
4位テッド・ピカール(フランス)
女子でオフィリー時代が続いているように、男子でもトマス王朝が続いているみたい。
ところで、3位のスタンレーという選手だが、去年まではチェコの選手だったのに、今年からカナダの選手になっている。
去年、猪苗代大会でトマスを抑えて優勝したのは瀧澤だが、コンスタントに上位に居座っているという点ではこのスタンレーも、トマス王朝にストップをかける有力候補かも。
とはいえ年齢で言うと、トマスが1974年生まれで、瀧澤とスタンレーは1973年生まれ。同世代対決という意味では面白いけど、引退も同じ頃になるだろうから、次世代の王者という感じはしない。
というわけで、次世代に躍り出てくるとすれば、5位のミカエル・シュミッド(スイス、1984年生まれ)、8位の河野健児(1983年生まれ)あたりだろうか。
スポーツの世界で、自分と同世代の選手が、まだ次世代を担う選手としているというのはすごいなあ。
モーグルなんかだと、70年代生まれがトリノあたりで大体引退で、80年代前半から半ば生まれは今まさにトップという感じで、それを80年代後半から90年代生まれが追いかけ始めているという感じだから。
話を今大会のリザルトに戻すと、
瀧澤は11位なのだが、12位と13位にはそれぞれアメリカとフランスの86年生まれと85年生まれがつけている。
あと日本人選手は、19位土井、62位松原、64位ウブカタとなっている。
参加選手は86名。
一番若いのは、1989年生まれ。
下位の若い選手にチェコが目立つように思う。
リザルト

  • 今後の予定

1/16、フライネ(クロス)
去年はクロスの第一戦がフライネで、瀧澤が写真判定で競り合うという展開で2位でした。
1/18〜20、レイクプラシッド(モーグル
1/20、Kreischberg (クロス)
1/26,27、モンガブリエル(モーグル
2/1,2、ディアバレー(デュアルモーグル、クロス)
2/9,10、Cypress Mtn (モーグル
2/15〜17、リステル猪苗代(モーグル、パイプ)
2/23、シエラネバダ(クロス)
2/28〜3/1、Spicak - Marienbad (デュアルモーグル、クロス)
3/6、Grindelwald (クロス)
3/7,8、Are(デュアルモーグルモーグル
3/9、Meiringen-Hasliberg (クロス)
3/12〜16、Valmalenco (モーグル、クロス、パイプ)
クロスの開催回数が増えた気がする、どうだろう。
あと、最終戦がイタリアっていうのも珍しい気がする。

*1:ちなみに参加選手は全部で26人