学祭宣伝

今週末は学祭です。
3つほど関わっていますので、宣伝します。


1,友達と屋台出します。
果実酒とタコスのお店です。
バーテンがいるときは、カクテルも飲めます。


2,文芸サークルの冊子を発行します。
これは毎年やってる奴です。
今年は書きました。
書評っぽいのと小説です。このサークル入ってから、初めてまともに小説を書き上げました。


3,有志で批評系同人誌を発行します。
今回、一番宣伝したいのはこれです。
特集「情報化と文学」と銘打って原稿を集めたのですが、情報化へのリアクションだけでなく、ポストゼロ年代の新しい小説の姿を模索しようとしている姿が見られるのではないか、と思います。
トップは座談会で、ケータイ小説2ちゃんねるが新しい小説を生み出すかどうかを論じました。
mixi/twitter論、電子図書館論が続き、
さらに5+1本の文芸評論を並べています。
それらの中で言及されている作品を挙げると、古川日出男『ロックンロール七部作』、『攻殻機動隊STANDALONECOMPLEX』、伊藤計劃虐殺器官』、ウィリアム・ギブスンニューロマンサー』、ウィリアム・ギブスン『パターン・レコグニション』、舞城王太郎『SPEEDBOY!』、円城塔『Self-ReferenceENGINE』、前田司郎『誰かが、手を握っているような気がしてならない』、東浩紀桜坂洋『キャラクターズ』、諏訪哲志『アサッテの人』、古川日出男『ハル、ハル、ハル』、古川日出男『二〇〇二年のスロウ・ボート』、矢作俊彦『ららら科學の子』、村上春樹中国行きのスロウ・ボート』となっています。
偏っているとも言えますし、濃縮されているとも言えるのではないでしょうか。
あと、面白いのは、執筆者のほぼ全員がはてなidを持っていることです。