卒業おめでとうございます。

金曜日はよく晴れていて少し暑いくらいで、卒業式だった。
僕の入っているサークルでは、院生を含めて6人の先輩方が卒業した。そのうち一人は院に進学するので残るが、それ以外の5人はそれぞれ新しい生活を始める土地へと去っていく。
去年も僕は、卒業した先輩から洗濯機を譲り受けたのだが、今年もまた先輩から色々なものをもらった。
食器やら小物やら色々もらったのが、特に本を沢山もらった。そのために積読がやたらと増えたのだけれど、戦果(?)*1をいくつか紹介する。


商品紹介機能を使うのは面倒なので、タイトルと作者だけ。
『これがニーチェだ』永井均
『マンガは哲学する』永井均
善の研究西田幾多郎
『現代小説のレッスン』石川忠司
『空間の謎・時間の謎』内井惣七
『マダム・エドワルダ/目玉の話』バタイユ
『批評の事情』永江朗
広告批評』2004年8月号*2
『パレード』吉田修一
『新潮』2006年1月号
それから、東京マルイのブローバックガスガン、M92Fももらった。
これもかなりの戦利品w


土日は、ある先輩の引っ越しを手伝った。
ものが何もないがらんとした部屋に、思いがけず胸が詰まった。

切なさだけで 悲しみだけで
君の街まで飛べればいいのにな(...)
まだ夢のような場所までは飛べなくても
羽ばたいている間は消えないから


後藤正文「君の街まで」より

*1:ある先輩は段ボール10箱くらいの本を処分した。それらがブックオフへと送られる前に、僕を含む後輩4人でめぼしいものを漁らせてもらったのだw

*2:今回一番の戦利品はこれだと思っている。高橋源一郎佐藤友哉中原昌也平野啓一郎星野智幸吉田修一にそれぞれインタビューしている。かつて立ち読みはしたのだけど買い損ねて後悔したもので、僕はこれを読んで初めて中原昌也という名前を知り、そのままマリフィフィを買った