銀英伝

昨日は、はてなが豆まきしてて使えませんでしたw
で、その代わりというわけでは全然ないですけど、サークルの人たちと銀英伝を見ておりました。
原作で2巻にあたるところ、第1部まで。
26話でしたっけ、そんなに見た気がしないくらい、あっという間。
展開が早くてよい。
田中芳樹歴史観、思想のようなもの*1が、垣間見える感じがよい。
マクロ的な視点をしていると思う。
その代わり、ディティールの部分はえらくテキトーな気がする。
最近の作品*2とは真逆だと思う。最近の作品=ディティールはすごい凝ってるんだけど、マクロな視点が足りない。
だから、何というか銀英伝は、見ていて新鮮にも思えた。
一方で、戦闘とかは、もうどうしたって三国志を想起せざるをえない。非常によい意味でベタ。歴史の持ってる、ある種のパターンをしっかり踏襲している感じ。
第1部は、ヤンとラインハルトの正面対決が少なかったので、第2部以降が早く見たい。


見ている最中、女性陣は繰り広げられる人間模様に歓声をあげため息をもらすのに対し、男性陣は設定のおかしさにツッコミを入れたり語られる歴史や思想に耳を傾ける、という違いがあった。
むろん、男の子だって人間模様を見て面白いなあと感じているし、女の子の方も設定を読み取っているとは思うんだけど、とりあえず最初に反応するところが違うんだよね。これって結構面白い。

*1:戦争の書き方が完全に歴史家視点。貴族主義。再帰的な民主主義

*2:という非常に曖昧な概念を使わせてもらう。単なる偏見ともいう