『文學界』10月号を買いまして
立ち読みではなく、わざわざ買ったのは、特集が黒沢清だったからですが、まだ『LOFT』を見ていないので特集読むのは後回し。
で、中原昌也の読み切り。
目眩するようなリフレインもしくは空虚なリフレイン。
そして、改行なし12ページの圧巻。
改行なしで迫ってくるのは、ひたすら暴力的なイメージと言葉。
面白いのは、単語、比喩、文、段落など各レベルで行われるリフレイン。
なんなんだこれは。
あと、体言止めが普段より多かったような。
中原昌也が好きな人は読んで損なし。
そうでない人は読まない方がよし。
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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