ジャイアントロボ

遅ればせながら、今川ジャイアントロボを見ました。


素晴らしきヒィッツカラルド


静かなる中条


これで全ての感想を終わらせていいくらいなんですが。
でも、あとオロシャのイワンと花栄、黄信も好きです。
見ていてとても気分が高揚するのは、おそらく聴覚的要素に拠るのでしょうね。
聴覚的要素とかいいましたが、要するにセリフと音楽!
セリフ自体も素晴らしいが、それに加えて声優陣が見事。
そして、ワルシャワフィル。
こんなにBGMが全編豪華なものも珍しいっちゅうか、他にないんじゃないか、と。
僕の場合、横山光輝作品というと『三国志』『水滸伝』『項羽と劉邦』の3つなので、梁山泊がわらわらと出てくるとそれだけでもう、楽しくて仕方がない。
でも、林冲が出てこなかったのは、残念でならない。
鉄牛はいるのに、楊志もいるのに、何故林冲がいないのか。ところで、楊志って女でしたっけ?
孔明の詭弁家っぷりもまたよし。
三国志』を読んでいるときは、純粋に孔明が(その天才っぷりから)好きだったんですが、これを見た今、彼の魅力はこの詭弁家っぷりにあったのか、と。
孔明の前では、韓信なんか目じゃない。


これ、リアルタイムで見てた人はすごいなあと思います。
92年から98年にかけて7本ってことは、1話1話の間のタイムラグは相当なもの……耐えられないw


昨日の夜見終わって、今日は学校でずっと指を鳴らしてましたよ。
死に際が小悪党っぽいところも含めて好きです。
「君たちは運がいい、今日は特別でね」