素人目に映るライブドアショック

最近ニュースを見ていなくて、実は昨日のニュースで色々知ったのですが、ライブドアショック
経済に関してはとんと知識がなく、株式というのも縁遠いと感じているので、また堀江や東証が何やら愉快なことをやらかしているなぁ、と眺めているだけなのですが(^^;
ふとした疑問を少し。
ライブドアショックに限らず、バブル崩壊でも、世界恐慌でもいいんですが、何ゆえ小さなトリガーで大きな悪影響が出るのか。
ライブドアショックに関しては、特によくわからない。
まあ、粉飾決算というのをやったのであればライブドアは悪いと思うのだが、なぜたかが一社の不正行為が東証の取引停止にまで至ってしまったのか、ということが。
これは、株式市場が非線形であって、いわゆるバタフライ効果が起きてしまったということなのか
あるいは、フィードフォワード機構が働いたのか
という二つの仮説を思いついていて、話として面白いのはバタフライ効果だけど、多分フィードフォワードのせいなのではないかなぁと思っている。
で、『システムの科学』でサイモンは確か、生命体のシステムの特徴をフィードバックとホメオスタシスだと捉えていた。それと、フィードフォワードを使うよりもフィードバックを使ったほうがよいんじゃないか、ということも書いてあったような気がする。
経済システム、株式市場システムもホメオスタティックである点では、生命体システムと類似のシステム論で捉えられるのかもしれないけど、フィードバックとフィードフォワードの違いは結構あるんじゃないか。
フィードフォワードっていうのは如何にして成立している機構なのか
それと、フィードフォワードが働いているのであれば、それを抑制してやることで、結構防げることってあるんじゃないか(暴落もそうだし、最近では風評被害も同様なのではないか、と感じた)
という、この2点、ちょっと疑問に感じています。