日本現代文学
『ナショナルジオグラフィック2017年11月号』 翼竜 空を飛ぶ世にも奇妙なモンスター 『日経サイエンス2017年12月号』 海外ウォッチ ソーラー推進宇宙船に期待/宇宙資源と国際法/ランゲオモルフの謎 『Newton2017年12月号』 角のある動物たち 『数学セミナ…
SFマガジン SFマガジン 2017年 04 月号早川書房Amazon上田早夕里の、オーシャンクロニクルシリーズ! 短編の連載が始まった! 誌上では追わずに単行本を待つことになるかと思うので、単行本化が楽しみ それ以外にアニメ「正解するカド」の特集などがあった。…
(川上弘美から小川洋子まで) 川上弘美「形見」(2014年2月号) 藤野可織「アイデンティティ」(2013年8月号) 滝口悠生「かまち」(2013年4月号) 津村記久子「台所の停戦」(2012年12月号) 筒井康隆「大盗庶幾」(2012年12月…
短編3つをざっと読み 諏訪哲史「岩塩の女王」 久しぶりに諏訪哲史読んだような気がする。 「アサッテの人」「りすん」「ロンバルディア遠景」は読んでて、あと比較的最近「ある平衡」を半分くらいまでは読んだけど だからあんまり諏訪哲史の作風どうこうは…
文學界 文學界2016年10月号文藝春秋Amazon 宮内悠介「カブールの園」 アメリカで暮らす日系三世で、IT系ベンチャーを大学時代の友人と立ち上げた女性の話。 かなり直球に、三世のアイデンティティを巡る物語となっている。 彼女は、小学生の頃にいじめにあっ…
佐藤友哉「離昇」 ひさびさにユヤタン ユヤタン文体みたいなのは、だいぶおとなしくなったなって感じ 話的にも、かつてのユヤタン的なものの残滓はなんとなくあるけれど、だいぶ大人になってしまったなあというか ただ、読みながら、これ最初の数ページ読ん…
かつてソ連に占領統治されていたという架空の歴史を歩む北海道を舞台に、北海道発のヒップホップ=ニップノップを駆使するミュージシャン野狐を中心に、架空の戦後北海道を描く物語 題材に引きつけられて、久しぶりに古川日出男を読んだ。 1972年の札幌から…
すごく久しぶりに文芸誌を読んだ。 っていうか、自分のブログをざっとチェックしたら、本当に久しぶりで、2011年ぶりっぽいんですけど、まじっすか 文芸誌自体は、まあ時々目次見たり、さらっと眺めたりはしているのだけれど、誌面で小説作品を読むのは本当…
上田岳弘『太陽・惑星』 - logical cypher scape2に続き、上田作品。「惑星」が芥川賞候補で、こちらは三島賞受賞。なんとなく上田は芥川賞より三島賞っぽいよな、という気はするw 今回は転生もの シリアで暮らしていた天才クロマニョン人→ナチスドイツ時代…
新潮新人賞を受賞したデビュー作「太陽」とつづく第二作「惑星」を収録した単行本 どちらも初出は『新潮』で、後者は芥川賞候補作になっており、この次の作品『私の恋人』は三島賞を受賞している。 このような掲載誌や受賞歴を見る限りにおいては、この作品…
明治の初めから昭和の終わりまで小田急の100年を描いた年代記。 とても面白かった。 小田急の100年とは書いたが、磯崎憲一郎のことなので、鉄道史が展開される小説では決してないし、そもそも虚実入り交じるというか、話そのものはほぼ「虚」だと思う。同じ…
阿部和重と伊坂幸太郎の合作小説 これが面白くならないわけがない というわけで、面白かった 何でこの2人が合作小説なのか、っていう経緯とか、どういうふうに進めていったかといったことは、以下のインタビューで読める http://hon.bunshun.jp/articles/-/2…
文庫化したので再読 11月の発売当初に既に買っていたのだが、今年一発目のブログの記事が磯崎憲一郎『往古来今』 - logical cypher scape2だったので、今年の〆の記事も磯崎憲一郎にしようと思って、とっておいたw でも多分、今年あともう一冊は読めると思…
自分の人生は全て仕組まれたものだったのか (磯崎の「崎」は「大」でなく「立」の方だが、文字化けするのでこっちで) 近々、『赤の他人の瓜二つ』が文庫化されるということで、Amazonを見ていたら、これ未読だったのに気付いたので読んだ。 世紀の発見 「…
久しぶりにユヤタン読んだ どうも「デンデラ」以来ぶりっぽい 何か『新潮』で短編1つ読んだ気もするのだけど、あまり覚えていない 今も変わらぬユヤタン節とユヤタンワールドだった 主人公が目を覚めると、隣で眠っていた妻が包丁が首に刺さった状態で死ん…
50歳くらいの男性「私」が自分の人生を回想している連作短編集 (磯崎の「崎」は「大」でなく「立」の方だが、文字化けするのでこっちで) とはいえ、磯崎作品のことなので、ずっと「私」視点で進むと思ったら大間違いで、むしろ「私」以外の人の人生につい…
古今東西の文学作品10作品をモチーフにした10の章が、様々な形式で展開されていく。 樺山作品の感想を書くと毎回、わからないけど面白い、みたいなことを書いてしまうのだが、まあ今回もやっぱり、わからないけど面白いw でも、リーダビリティは高くな…
久しぶりに雑誌で小説を読んだ感じ。 それだけでなく、文芸誌系小説読むのも久しぶりかな。 読み終わったときの感想引用 芥川賞選評、インタビューならびに受賞作読み終わった。「道化師の蝶」面白かった!! 円城塔読むの久しぶりだったんだが、リーダブリ…
どちらも雑誌で読んでいたが、文庫になったので*1再読 「肝心の子供」は、記憶にあったのより短かく感じた。 そのときはふたりとも言葉も出せずただごくりと飲み込み、虎から眼を逸らさぬようにしてゆっくり、ゆっくり後ずさり、すると虎のほうも後を追って…
気付けば出版されたから2年も経っていたのか。久しぶりといえば久しぶりに読む鹿島田真希だが、一気にぐいぐいと読めて面白かった。 あまりにも無邪気で無垢なゆえに、出会う人全てを愛し、出会う人全てから愛される吉田青年の、愚かしい恋の物語。 聖なる愚…
積読消化。 芥川賞受賞作「石の来歴」 奥泉というとSFとミステリーが入り交じった小説のイメージが強いけれど、この作品はそうではない。 すごく感覚的な話だけど、純文学っぽい雰囲気でなおかつリーダビリティも高い。 終戦して、レイテ島から戻ってきた…
短編特集「2030」という奴から2本。 星野智幸のは実に星野智幸だった。 親の介護に追われながら、ジャーナリストで一発当てようとしている「俺」が主人公。 「お年寄り、ひきとります」というチラシを手にしたことから話が始まる。 明らかに胡散臭い話…
やっと先月の磯崎憲一郎が読めたよーと思ったら、今月は青木淳吾340枚だし。これもチェックせねば。 あと2月には『肝心の子供』が文庫化するので買う。 磯崎憲一郎の小説は説明するのが何とも難しいのだが、何とも言えない魅力がある。 淡々とした筆致で、次…
表紙の石田徹也がなかなかいいよね ちなみに僕は、石田徹也をカラスヤサトシで知りました 何だか読んでいる間に、色々な似ている作品を思い浮かべながら読んでた。 まあ主に阿部和重の『IP』とか ちょっと気になるナラティブの仕掛けとかもあったんだけど…
これはヤバイww 無駄に壮大になって面白い。 神町サーガなので『シンセミア』との絡みがあるのは当然として、思いのほか『グランド・フィナーレ』とのつながりがある、というか、沢見の後日談が読める。さらにいうと、最後の最後で『ミステリアスセッティ…
読み方が分かってきたというか慣れてきたというか、青木淳悟が読めるようになってきた気がする。 縮尺というかカメラのポジションというか、そういうものがいつのまにかぐいぐいと動かされていく感覚がすごい。磯崎憲一郎にもちょっとあるかもしれないこの感…
少し前に読み終わっていたのだけど、感想書くの忘れていた。 でも、感想書くの難しいな。 同時収録されてる「クレーターのほとりで」が面白かった。歴史を描き出してる感じ? 表題作も面白かった。 何が面白いのかよく分からないのだけど、不思議と読まされ…
書くのをずっとさぼってしまった。 一回さぼるとどんどん面倒になるのだが、その一方で不安にもなってくる。 フィクションの美学作者:西村 清和勁草書房Amazonやっと読んだ 部分的には色々と使えそうな部分、示唆的だった部分がある でも全体的にはそうでも…
『新潮』読んだ。佐藤友哉、川上未映子(太宰治特集創作)、東浩紀(『ファントム、クォンタム』) ファントム、クォンタムは次回完結らしい。不定期連載なので、前の回など色々忘れているけど、それでも面白い。単行本出たら、まとめて一気に読みたいと思う…
現代思想ダーウィン 「鳥のさえずり行動と四つの質問」岡ノ谷一夫他 「ArtHistoryとNaturalHistory」田中純 思ったほど面白くなかった 「「エボデボ革命」はどの程度革命的なのか」戸田山和久 勉強になった。発生から見る遺伝子。(環境とかによって変わる非…