恐竜・古生物

Mark P Witton "Patterns in Palaeontology: Palaeoart – fossil fantasies or recreating lost reality?"

www.palaeontologyonline.com復元画について、どれだけ科学的に正確で、どれだけ画家の想像なのか、という論文 で、当たり前の話だが、色々な科学的根拠もあるけれど、もちろん分からない場所は想像で補うしかないのであり、単純に正しいのか想像なのかと言…

南谷奉良「洞窟のなかの幻想の怪物―初期恐竜・古生物文学の形式と諸特徴」東雅夫・下楠昌哉編『幻想と怪奇の英文学4』

恐竜・古生物学文学研究の論文 同じ著者による恐竜・古生物文学研究の記事としては、以下もある。 最近、福井県立大学に恐竜学部ができるというニュースがあった時に、とある古生物学者の方が、ぼくの考えるさいきょうの恐竜学部的な感じでこんなツイートを…

土屋健『地球生命 水際の興亡史』

「水際世界」の古生物を解説した本で、両生類、偽鰐類、水棲哺乳類を取り扱っている。 「古生物学の黒い本」と称された一連のシリーズ(土屋健『古第三紀・新第三紀・第四紀の生物』 - logical cypher scape2など)の後継シリーズの第一弾。こちらの表紙もお…

『日経サイエンス2021年10月号』

SCOPE ヒト受精卵ゲノム編集の行方 ADVANCES 思考による文字タイピング 除虫菊の秘密 新たな「月の石」 異星の地下生命 特集:新しい恐竜像 ジュラシック・パークの“毒吐き恐竜” ディロフォサウルスの本当の姿 M. A. ブラウン/ A. D. マーシュ 卵の化石から…

スティーブ・ブルサッテ『恐竜の世界史』

恐竜の黎明期から絶滅まで、恐竜がいかに進化し生きてきたのかを描いた恐竜入門。 1984年生まれの筆者自身や筆者の研究仲間による最新の研究成果を交えながら、恐竜の歴史をトータルに見せてくれる。 プロローグ 恐竜化石の大発見時代 1 恐竜、興る 2 恐竜、…

『Newton』2021年8月号・9月号・10月号

『Newton2021年8月号』 Super Vision ダンスする光と影 足し算とかけ算の未知なる関係の謎にせまる ABC予想とIUT理論 ティラノサウルス研究の最前線 「中年危機」の心理学 地球が生んだ脅威の洞窟 タイムトラベル映画を科学する アルゴリズムな世界第3回 情…

土屋健『化石の探偵術』

サブタイトルは、「読んで体験する古生物研究室の世界」とあり、古生物学研究の方法論についての入門書 化石を掘るための道具や地図の読み方・書き方から始まり、どのようなところを掘ればいいか、地層からどのようなことが分かるか、掘り出したあとの化石を…

Marco Tamborini "Technoscientific approach to deep time"

古生物学(歴史科学)の科学哲学論文 古生物学において、いかに被説明項たる現象がテクノロジーによって生産され、処理され、提示されているか。 テクノロジーと不可分であることを示す。 Derek D. Turner "Paleoaesthetics and the Practice of Paleontology(…

”All Yesterdays: Unique and Speculative Views of Dinosaurs and Other Prehistoric Animals”

筆者は、 Darren Naish、John Conway、 C.M. Kosemen 以前読んだDerek D. Turner "Paleoaesthetics and the Practice of Paleontology(美的古生物学と古生物学の実践)" - logical cypher scape2の参考文献に出てきていた本だったので、手に取った。 All Yest…

『ナショナルジオグラフィック2020年10月号』

恐竜特集を読んだナショナル ジオグラフィック日本版 2020年10月号 [雑誌]日経ナショナル ジオグラフィック社Amazon スピノサウルスから始まり、最近のトピックを次々と紹介している CTスキャンで、恐竜が種類ごとに異なる脳の冷却システムを持つことが分か…

Derek D. Turner "Paleoaesthetics and the Practice of Paleontology(美的古生物学と古生物学の実践)"

古生物学の科学哲学の本で、その美的側面を強調している。 タイトルのPaleoaestheticsは、直訳するなら「古美学」になるだろうが、ここでPaleo-としているのは古生物学Paleontologyとかけているからであり、また、古生物学の美学、というよりは、古生物学の…

『日経サイエンス2019年12月号』

NewsScan●海外ウォッチ 卓上の重力波検出器 あなたも感じる「数学の美」 特集:真実と嘘と不確実性 物理学 物理学におけるリアリティー G.マッサー 数学 数学は発明か発見か K. ヒューストン=エドワーズ 神経科学 脳が「現実」を作り出す A. K. セス ネット…

『別冊日経サイエンス 進化と絶滅 生命はいかに誕生し多様化したか』

進化と絶滅 生命はいかに誕生し多様化したか (別冊日経サイエンス235)日本経済新聞出版社Amazonwww.nikkei-science.comこの表紙は、京都造形芸術大学の学生たちの作った作品から。アボリジニーアートから着想を得た作品らしい 別冊日経サイエンスは、過去の…

神奈川県立生命の星・地球博物館

最近、特別展目当てで、千葉県立中央博物館、茨城県自然博物館と、関東の県立博物館をいくつか行ったけど、ついに神奈川県立生命の星・地球博物館へ行ってきた ただ、実は最初から行こうと思って行ったわけではなくて、元来の箱根旅行へ向かう途中でたまたま…

ダレン・ナイシュ/ポール・バレット『恐竜の教科書』

そのものずばり、恐竜の教科書という名前に違わぬ本。 筆者は、古生物学者であり、他にも一般向けの著作を書いているダレン・ネイシュだが、それだけでなく、監訳者が、小林快次を筆頭に、日本の若手恐竜研究者たちが揃った豪華ラインナップとなっている。 …

恐竜博2019

科博にて 今回は、ディノニクス、デイノケイルス、むかわ竜の3本立て企画展で、もちろんこれ以外の恐竜及び中生代の古生物も来ていたのだが、この3つのインパクトがはっきりと強く打ち出された展示になっていた。 (誰かも書いていたが、タルボサウルスやテ…

『日経サイエンス2019年10月号』

特集:カンブリア前夜 超常識の宇宙推進システム マッハ効果スラスター S. スコールズ 道具使用の起源を探る 霊長類考古学 M. ハスラム 日経サイエンス2019年10月号(カンブリア前夜/『天気の子』の空)日本経済新聞出版社Amazon 特集:カンブリア前夜 生命爆…

土屋健『リアルサイズ古生物図鑑 中生代編』

現代の風景写真の中に、古生物のCGイラストを合成することによって、古生物の「サイズ感」を実感することのできる本 本書は、シリーズ第二弾である中生代編 中生代の古生物といえばもちろん恐竜 というわけで、恐竜を多く収録しているが、この本の面白いとこ…

日経サイエンス2019年9月号

特集:恐竜 その姿と動き 実物化石が語る新たな恐竜像 内村直之/古田 彩 恐竜たちの走りを再考する 出村政彬/古田 彩 協力:宇佐見義之/平山 廉/ 久保 泰 トリケラトプスの本当の歩き方 古田 彩 協力:藤原慎一 デング熱ワクチンの混迷 抗体依存性感染増…

Newton2019年9月号

冥王星の海は何故凍らないのか ハビタブルゾーンはもっと狭い? 小惑星イトカワの粒子から地球の「水の起源」にせまる 3万年の時をこえた肉食獣 “見えない光”でとらえた極限の宇宙 Newton(ニュートン) 2019年 09 月号 [雑誌]ニュートン・プレスAmazon 冥王星…

リアルサイズ古生物図鑑 イベント編

見てきたリアルサイズ古生物図鑑イベント編 pic.twitter.com/s8yahw9D8f— シノハラユウキ (@sakstyle) June 23, 2019 #リアルサイズ古生物図鑑 イベント編本日も新宿マルイ アネックス1階イベントスペースにてご来場お待ちしております!この食卓どこに古生…

「体験!発見!恐竜研究所」展

茨城県自然博物館で開催されていた恐竜展へ行ってきた 博物館行くまで 茨城県の博物館だが、所在地は県西の坂東市で、千葉の野田市と隣接しているため、最寄り駅は千葉だったりする 電車とバスを乗り継いで行ったのだが、そこそこ遠い。「自然博物館前」とい…

丹波竜化石工房「ちーたんの館」

GWということで行ってきた 実際に化石が発見された場所から数キロのところで、なかなか遠く、GWだからこそ行けた場所という気がする 大きな施設ではないし、福井の恐竜博物館と違って、激混みということもなく、ゆるりと1時間くらい見る感じの場所だった …

『日経サイエンス2019年5月号』

絶滅したハワイの花 マウンテン・ハイビスカスの香りを復活 R. ジェイコブセン 巨大モササウルスの海に迫る スミソニアン博物館からのレポート 西村 絵 磁極の動きが速すぎる! 日経サイエンス2019年5月号(宇宙の暗黒問題)日本経済新聞出版Amazon 絶滅した…

『ナショナルジオグラフィック2019年3月号』

EXPLORE 探求するココロ 装甲車みたいな恐竜 特集 地球外生命 探査の最前線 ナショナル ジオグラフィック日本版 2019年3月号日経ナショナルジオグラフィック社Amazon EXPLORE 探求するココロ 装甲車みたいな恐竜 カナダのロイヤル・オンタリオ博物館で研究中…

真鍋真監修『新版 恐竜の世界(学研の図鑑)』

フルカラー、DVD付きで、内容的にも充実していて、1000円しないという非常にお買い得な一冊 最新の内容まで盛り込みつつ、個人的によかったところは、系統図が要所要所に掲載されていたところ。骨格標本の写真も多め テーマごとに章分けされていて読み物とし…

クビナガリュウとアンモナイトの化石展-白亜の大地に広がる北海道中川町から-

日大文理学部の資料館でやってた奴 ニッポニテスなどの異常巻きアンモナイトがたくさんと、虹色のアンモナイトと、テリジノサウルスの爪が見れたのがよかった 以上。

「世界を変えた書物」展/城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリー探訪

行ってきたプリニウスの博物誌からチャレンジャー号の事故報告書まで pic.twitter.com/iAQA55u5jh— シノハラユウキ (@sakstyle) 2018年9月17日 #暁のハルモニア 的には、ケプラー先生の著作2枚目のはケプラーの第二法則3枚目は光学の本。こんな眼の解剖学み…

「恐竜ミュージアム in ちば」

千葉県立中央博物館で行われている特別展 大恐竜展などと比較すると非常に小規模ではあるが、展示に工夫がされていて面白く見ることができた 爪だけとか、歯だけとか、頭骨だけとかを並べて比較できるように展示している また、森本はつえによるマンガがあわ…

『日経サイエンス2018年9月号』

NEWS SCAN 窒素源としての堆積岩 微生物の起源に新たな光 賢い壁 From nature ダイジェスト 火星の内部構造に迫る探査機 特集:恐竜大進化 覇者への意外な道 S. ブルサット ファルコンズ・アイ小林快次に聞く恐竜の大進化 内村直之 協力:小林快次 むかわ竜…