アストロバイオロジー・生命起源・惑星科学
特集:脳を作る 脳を見る 実験室で誕生 脳オルガノイド J. A. ノブリヒ 透明化で見えた脳回路 CLARITY法の衝撃 K. ダイサーロス ドラマチックだった太陽系形成 L. T. エルキンズ=タントン 新発見! 文化が促すシャチの種分化 R. リーシュ 「ノー」と言える…
NEWS SCAN 冥王星のクジラ模様の謎を解く ジュラ紀のタコ化石 メイク・アース・グレート・アゲン From nature ダイジェスト 第8大陸「ジーランディア」を探る 特集:スターショット計画 亜光速でアルファ・ケンタウリへ A. フィンクベイナー 日本の宇宙ヨッ…
酸素濃度の変化が生物進化の鍵となったと説くウォードと、スノーボールアースの提唱者であり火星パンスペルミア説を支持するカーシュヴィングの共著による、地球と生命の46億年史 ピーター・D・ウォード『恐竜はなぜ鳥に進化したのか』 - logical cypher s…
TRAPPIST-1に7つの系外惑星が発見されたというニュースもあったばかり(TRAPPIST-1関連記事まとめ - logical cypher scape)で、非常にタイムリーな1冊 長沼毅と共著の長沼毅・井田茂『地球外生命 われわれは孤独か』 - logical cypher scapeとセットで読む…
生命の起源とはどのようなものだったか、真核生物はどのように誕生したのか(何故20億年も真核生物は生まれなかったのか)、という大きく分けて2つの問いを、エネルギー代謝という観点から説き明かしていく本。 あらゆる生物にとって共通の要素とは何か。 DN…
NASAから予告されていた発表は、TRAPPIST-1で7つの系外惑星を発見したというものだった。 というわけで、ちょっと関連記事とかをまとめてみる。 自分が過去にブクマした記事を並べているだけなので、過去の系外惑星発見ニュースの完全なリストではない 2015…
日経サイエンス2016年11月号 恐竜時代の哺乳類 Newton2016年11月号 “最古の化石”を発見か? 今月は1記事ずつちょろっと 日経サイエンス2016年11月号 恐竜時代の哺乳類 中生代の哺乳類の進化史 キノドン類の話から始まって、基盤的哺乳形類が出てきて、獣類…
アストロバイオロジーの教科書的1冊 執筆者として、各分野の代表的研究者が20名以上揃えられている。 第1章・第2章が生物学、第3章・第4章が天文学、第5章は人類学や知的文明探査についてとなっている。 全部内容まとめようと思ったら、ちょっと長すぎるの…
ニコ生で配信されていたので前半だけ見ていた。 テーマ:「生命の起源と進化」 地球から系外水惑星へ シンポジウム詳細 資料(pdf)第20回自然科学研究機構シンポジウム「生命の起源と進化」 ニコ生視聴記録 - Togetter 関連記事 第15回自然科学研究機構シン…
惑星システム科学の観点から、惑星がハビタブルになる条件について考察した本。ハビタブルな条件といえば、中心星との距離に応じて液体のH2Oが維持できる範囲を示したハビタブルゾーンが有名だが、当然ながら、液体の水があればいいというわけでもなく、生命…
『現代思想』特集:絶滅 『Newton』 ニューホライズンズの冥王星探査 トリケラトプス 『日経サイエンス』 南極の氷下の闇に生物! 三中さんからトラバが 『現代思想』特集:絶滅 とりあえず長沼さんと三中さんが何書いてるかなーと眺める。この2人、ページの…
天文学者によるアストロバイオロジーの入門書 アストロバイオロジー関係は新書でも結構出ていて、これまで読んだ本は例えば以下の通り。 松井孝典『生命はどこから来たのか? アストロバイオロジー入門』とアストロバイオロジー系の本の紹介 - logical cyphe…
日経サイエンス 時空の終端 ファイアウォール J. ポルチンスキー ブラックホールからエネルギーを取り出せるか A. ブラウン 遺伝するエピジェネティック変異 M. K. スキナー 王者の系譜 ティラノサウルスの実像 S. ブルサット 隠れたパターンを探し出す デー…
特集「超ハビタブル惑星」 「生命の理想郷スーパーアース」 「有力候補を探せ 系外惑星の空を見る」 「沈没船のお宝を探せ 海洋考古学の新時代」 「透明化が社会に強いる進化」 大型実験施設関係 とりあえず読んだ記事のメモ 特集「超ハビタブル惑星」 「生…
Jack Szostak RNAと細胞膜がそれぞれどう生まれたかということについて 実験室で、細胞膜の成長・分裂を物理・化学的なものだけで実現 RNAの化学的複製も、問題が解決しつつあるが、エネルギー源が謎 Dimitar Sasselov 系外惑星について スーパーアースって…
メタン菌は,火星環境でも生息できる!? 全長40mの史上最大の恐竜化石を発見!? 「原子はある」となぜいえる? 系外惑星グランプリ メタン菌は,火星環境でも生息できる!? 火星の土壌を使ってメタン菌を生息させる実験。火星の環境でもメタン菌は生きて…
日経サイエンス(特集:脳地図革命) Newton(太陽系 誕生と進化他) とりあえず、何読んだかだけメモ 日経サイエンス(特集:脳地図革命) 特集:脳地図革命 - 日経サイエンス 脳の実相に迫る - 日経サイエンス 脳の遺伝子アトラス - 日経サイエンス 脳の計…
洋泉社のムック本 地球誕生から人類誕生までのPart1と人類史のPart2で構成されている。 Part1を担当しているライターが土屋健だったこと、いくつかコラムが挿入されているのだけどその中に小林快次担当のものや『化石の分子生物学』の筆者が担当しているも…
スノーボールアースの本2冊目 当初は、とりあえずなんか1冊読んでおけばいいかと思ったのだが、川上紳一『全地球凍結』 - logical cypher scape2がわりとわからないところが多かったので2冊目読むことにした。 スノーボールアース仮説が注目を浴びるよう…
生物学者長沼毅と惑星物理学者井田茂による共著で、アストロバイオロジー入門的な本。知的生命体の可能性についても触れられている。おおむね、前半を長沼、後半を井田が担当していると思われるが、部分的には必ずしもそうなってないところもある。 地球外生…
タイトルにあるとおり、アストロバイオロジーについての入門書。 これまでも、アストロバイオロジー関連の本はいくつか読んで来ているのだけど、アストロバイオロジーの名前を冠して全体を概観する本を読むのは初めてだった*1。 というわけで、この本のまと…
地球内部の活動を主軸に、地球と生命の関わりの歴史について書いた本。98年に出た本なので多少古めかもしれない。ジャンルとしては地質学ということになるが、地球全体のことを考えるとなると学際的な感じがするというか、こういうのが今のアストロバイオ…
ustで配信されていたのを途中まで見ていた 第15回自然科学研究機構シンポジウム アストロバイオロジー ust実況 - Togetter
この前、しんかい6500のニコ生を見て高井さんが面白かったので、読んでみたw (前から読もうと思っていた本ではあったけど) そこかしこにネタを挟んでくる軽い文体で進むのだが、内容はかなり濃い 非常に面白い本だった 生命の起源についての自説を紹…
【生中継】深海5000メートルへの挑戦 ~世界最深の深海熱水域に挑む「しんかい6500」の科学探査の現場を公開生中継~ 昨日見てました。 何か今でもタイムシフト視聴できるっぽいですね。 夜の8時半から朝の8時までという長丁場の放送だったので、まあちょ…
ニュートン7月号 円偏光 惑星科学者生駒大洋へのインタビュー 生命特集 日経サイエンス7月号 量子力学特集 ニュートン7月号 円偏光 国立天文台が、円偏光を観測したというニュース記事 円偏光は、生物の材料である左手型アミノ酸への偏りを生じさせるもの 惑…
本書によれば、系外惑星が最初に発見されたのは1995年。それ以降現在に至るまで、多くの系外惑星が次々と発見され続けている。あとでもう一度触れるが、観測技術の発展と、一度発見されたことによってどのように探せば見つかるかということが分かったこ…
先日、NASAが系外惑星候補を1200個以上も見つけたニュースがあった。 しかもその中には、ハビタブルゾーン(液体の水が存在する範囲)にあると見られる地球サイズの天体も5つ含まれているとか。 NASA Finds Earth-size Planet Candidates in the Habitable …
NASAが砒素でDNAな感じのニュースがあったときに、Twitter上でどなたかが薦めていた本。 生物学者の長沼毅とSF作家・サイエンスライター藤崎慎吾の対談。 対談といっても、その場所がユニークで各章ごとに色んな「極限環境」を訪れている(予算の都合で全て…