2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

E.H.ゴンブリッチ『美術の物語』

西洋美術史の入門として名高い1冊 実際、読みやすく丁寧でとても面白い 読み継がれる名著とはこういうものか、と また、自分は美術については19,20世紀くらいしか知らなかったので、改めて通史を読んで勉強になった。 この本の特徴はいくつかあるが 「物語…

布施英利『パリの美術館で美を学ぶ』

タイトル通り、パリの美術館ガイドであると当時に美術入門書 構成としては、1区にあるルーブル美術館から始まって、区の順番に美術館を巡り、さらにはパリ郊外および南仏まで足を伸ばす 例えば、ルーブル美術館の章は簡単な西洋美術史の解説にもなっている、…

土屋健『そして恐竜は鳥になった』(小林快次・監修)

タイトルどおり、恐竜が鳥になった過程などを追う形で書かれた、恐竜の入門書。 ハンディで、なおかつフルカラー 第1章 食べ物の変化 コラム1 学名のルール 第2章 子育ての変化 コラム2 発見と発掘の現場 第3章 翼の変化 コラム3 始祖鳥は、カラスのように…

マグリット展

新美術館 マグリッドオンリーで100点以上、初期のものから晩年までおおむね時系列にそってずらっと並べられている。ところどころ、マグリッドの手がけた商業デザイン、マグリッドの絵が使われた書籍等も展示されている。 各ブロックごとの説明文は当然あった…

『日経サイエンス2015年5月号』

とりあえず読んだ記事のメモ 特集「超ハビタブル惑星」 「生命の理想郷スーパーアース」 「超ハビタブル」ってどういうことかと思ったら、まずは、主星の寿命が長いということだった。 それから、多島海であること 「有力候補を探せ 系外惑星の空を見る」 2m…

吉川浩満『理不尽な進化』

進化論についての言説史的な(?)エッセー(?)。どういう本なのか一言で説明するのはちょっと難しいが、「何故非専門家は進化論について誤解するのか」「何故グールドは混乱した議論を展開したのか」という問いをたて、非専門家やグールドがアホだからと…

土屋健『石炭紀・ペルム紀の生物』

生物ミステリーPROシリーズ第4弾 土屋健『エディアカラ紀・カンブリア紀の生物』 - logical cypher scape 土屋健『オルドビス紀・シルル紀の生物』 - logical cypher scape 土屋健『デボン紀の生物』 - logical cypher scapeこれで古生代は最後、既刊もここ…

土屋健『デボン紀の生物』

生物ミステリーPROシリーズ第3弾 土屋健『エディアカラ紀・カンブリア紀の生物』 - logical cypher scape 土屋健『オルドビス紀・シルル紀の生物』 - logical cypher scape 今までは、2つの紀で1冊だったが、デボン紀は1つで1冊 何しろデボン紀は、魚類の…