2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

仁木稔『ミカイールの階梯』

仁木稔『グアルディア』 - logical cypher scape、仁木稔『ラ・イストリア』 - logical cypher scapeに続く、HISTORIAシリーズの第3作 『グアルディア』が27世紀の中南米、『ラ・イストリア』が23世紀のメキシコを舞台にしていたのに対して、こちらは25世紀…

『All You Need Is Kill』

ティルトローター輸送機いい! 原作読んだの10年くらい前だったので、もうあまり覚えておらず、その点、原作との相違とか気にせずに見れた。 ラストを原作とだいぶ変えているけれど、それもよかったと思う。 ループのテンポがよく、ループしてることと、ひ…

『ゴジラ』

ゴジラだと思ったら、ガメラだったw 個人的には、パシリムより好き パシリムよりよかった点は、何よりゴジラが放射火炎を吐いたこと パシリムはどうも肉弾戦ばっかりで、飛び道具系必殺技がなかったのが、個人的には非常に不完全燃焼で*1、その点をすっきり…

野村亮馬『キヌ六』

SF好きなら読むべし! アフタヌーン四季賞出身の野村亮馬の最新作、全2巻で、先日2巻が発売されたところ ツクバで人工的に造られた火星人類の少女キヌは、ヌードルスタンドで働くサイボーグの少女六を連れ、英国軍の改造兵士に追われながら、火星を目指す …

石岡良治『視覚文化「超」講義』

「アート/エンタメ」あるいは「サブカル/オタク」という軸を取っ払って、現代(視覚)文化について取りかかる切り口を講義する本。 このあたりは、Loading...でも、以下のように紹介されていて、読んでいてその通りだなと思った。 長々と歴史が語れられて…

イアン・マクドナルド『火星夜想曲』

火星の砂漠にできた町「デソレイション・ロード」が誕生してから消滅するまでのおよそ半世紀を描く。 神話的な町の始まりから、時間SFがあったり、ディストピアものがあったり、戦争があったり、SFガジェット*1もてんこもりなのだけど、いい意味でSFっぽくな…

Origins: Earth & Life

Jack Szostak RNAと細胞膜がそれぞれどう生まれたかということについて 実験室で、細胞膜の成長・分裂を物理・化学的なものだけで実現 RNAの化学的複製も、問題が解決しつつあるが、エネルギー源が謎 Dimitar Sasselov 系外惑星について スーパーアースって…

『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』

ブログに書くまでもないか、と思って、別の場所にメモってただけの奴 アンツィオ戦、面白かったー まず、練習シーンがあったのがよかった。練習しつつも、各チームのカラーがでて結局しっちゃかめっちゃかになってるのが楽しいw アンツィオの副官の人、能登…

THE NEXT GENERATIONパトレイバー第3章

実写版パトレイバーを初めて劇場で見てきた。 既に第3章。第1章と第2章は見てないけれど、これはこの作品が1〜7章に分割されて上映されていて、それぞれ上映期間が短いために、「見に行こうかどうしようかな」「っていうかいつやってるんだっけ」「あ、もう…

涌井貞美『図解・ベイズ統計「超」入門』

会話形式で書かれた、ベイズ入門書 確率とは、というところから始まる。 わりとさくさく読めた。 ベン図でなく、四角い図で書く。ベイズは、ベイズの定理がまずあって、その上にそれを応用した確率論や統計論が乗っかっている、というイメージ、らしい。 第1…

シャロン・バーチュ・マグレイン『異端の統計学ベイズ』

ベイズ派統計学の歴史についての本 あくまで歴史なので、ベイズ統計についての説明はあまりないが、関わった人物のエピソードなどが中心となっている。 アレックス・ローゼンバーグ『科学哲学』 - logical cypher scape2やラプラス『確率の哲学的試論』(内…

大森望・日下三蔵編『年刊日本SF傑作選さよならの儀式』

2008年に始まって、今年で7冊目となる、大森・日下による年刊日本SF傑作選 自分が今まで読んだのは 2008年刊行の『虚構機関』 2009年刊行の日下三蔵・大森望編『超弦領域』 - logical cypher scape2 2013年刊行の年刊日本SF傑作選『極光星群』 - logical cyp…

『Newton8月号』

メタン菌は,火星環境でも生息できる!? 火星の土壌を使ってメタン菌を生息させる実験。火星の環境でもメタン菌は生きていける。というか、酸素なくて二酸化炭素主体だからメタン菌にすれば理想的? ただし、火星でメタンは確認されていない。 全長40mの史…