2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『Newton2014年6月号』

恐竜関係をパラパラ見たりした そういえば先月は、福井県立恐竜博物館の記事だった。背景なしで、骨格標本の写真がどかんと載っていて、特にティラノサウルスの写真がアングルとかがかっこよかった。 恐竜絶滅の原因は,隕石衝突による酸性雨だった? この前…

六冬和生『みずは無間』

主人公は、太陽系外を飛ぶ探査機に搭載されたAI。そのAIには、「雨野透」という青年の人格が転写されている。 宇宙の旅と、雨野の恋人みずはについての回想が交互に進行する。 みずはは過食症で、雨野に依存気味であり、回想されるエピソードもあまりろ…

『日経サイエンス2014年6月号』

特集 宇宙の夜明け インフレーションの証拠を観測 インフレーションって、時空が超光速で膨張すること (→そうだったのか、これって関係主義にとっては、けっこうまずいんじゃない?) 原始重力波、当初の予想では観測できるのは2020年代だったが、今回、南…

戸田山和久『哲学入門』

「意味」とか「表象」とか「自由」とかいったような、あるのかないのかはっきりしないけどあると思われるものを、物理的世界像の中に位置づけようという、いわゆる自然主義・自然化プログラムの本 あるのかないのかはっきりしないけどあると思われるもの*1を…

石川博品『後宮楽園球場』

前々から「今度読もう」「今度読もう」と思っていて、ある時、「今が今度だ」と思ってポチったら、まさにその日に「打ち切りが決まったらしい」という情報を知る羽目になって、タイミングがいいんだか悪いんだかという感じで読んだ本 女装して宮廷のハレムに…

エリオット・ソーバー『過去を復元する』三中信宏訳

難しかったので、途中で読むのを断念した……orz サブタイトルは「最節約原理,進化論,推論」 生物学哲学の本だが、科学哲学、生物体系学、統計学がある程度分かっていることが前提で、統計学の話がばかすか出てきたあたりで挫折 この本は、生物体系学の論争…

「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 1stLIVE WONDERFUL M@GIC!!」

シンデレラガールズの1stライブ、両日ともライブビューイング*1で見に行った。 とても楽しかったし、みんなかわいかったし、2日目の夜公演は出演者が涙していて、とてもよいライブだった。 モバマスことアイドルマスターシンデレラガールズについては、自分…

月村了衛『黒警』

組対の刑事沢渡が、中国黒社会と日本の警察上層部の癒着にまつわる件へと巻き込まれていく話 何というか、とても読みやすい するっと読めるし、まあ普通に面白いのだけど、でもやっぱり機龍警察が最強過ぎて、物足りなさはある。 月村作品にしては珍しく(?…