2014-01-25から1日間の記事一覧

「モネ、風景をみる眼」

国立西洋美術館のモネ展 西洋美術館とポーラ美術館が所蔵している印象派やその周辺の作品を集めた展覧会で、やや雑多なところもあるのだが、まあ色々見れてよかった。他の人と比較できてよい部分と、これ何で一緒に並んでるんだって部分とがあった。 また、…

キャロル・キサク・ヨーン『自然を名づける』

生物学の分類学の歴史をまとめた読み物的な本であり、また科学的世界観と日常的世界観の齟齬について問題提起する本でもある。 筆者は、分類学の背後に「環世界センス」を見て取り、これが科学的世界観と日常的世界観の対立を引き起こしていると考える。「環…