2013-02-17から1日間の記事一覧

藤田直哉『虚構内存在』

サブタイトルは、「筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉」であり、筒井康隆論である。 第1章から第7章まで、筒井康隆の仕事をおよそ時系列順に追いながら、その中にある「虚構内存在」の思想を読み込んでいく。 最後につけられた第A章で、筒井康隆から離れ…

竹中夏海『IDOL DANCE!!!』

サブタイトルは、「歌って踊るカワイイ女の子がいる限り、世界は楽しい」 全くもって正しいですね。世界の真理だ。 ぱすぽ☆、アップアップガールズ(仮)の振付師である竹中が、ダンスという視点からアイドルを語る本。 そもそもアイドルダンスというジャン…

さやわか『僕たちのゲーム史』

遅ればせながら、各所で絶讃されてるこの本を読んだ。 日本のテレビゲーム*1の歴史を、「ゲームとはボタンを押したら反応するものである」「ゲームは物語をどう扱うかについて時を追うごとに変化した」という二つのテーゼを軸に、語る本。 何で日本と海外で…