2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

思想地図シンポジウムVol.3「アーキテクチャと思考の場所」@東工大

まず、感想の一つ目としては、何でこんなに沢山の人が来てるのか、と。 磯崎新、浅田彰、宮台真司、東浩紀、宇野常寛、濱野智史というメンツゆえ、というところなんだろうが。 僕はかろうじて本会場の方で座ることができたが、第二会場すらも座りきれないほ…

WinterXGames13瀧澤銀メダル!

愛子の優勝に続いて、嬉しいニュースが続きますね スキークロス瀧澤宏臣がXgamesで銀メダル! 8年振りの表彰台です! ちょ〜嬉しい〜!!! http://www.plus-blog.sportsnavi.com/hiroomi-takizawa/article/256 ファイナルの映像は下記からみれます。 ESPN…

モーグルW杯第二戦モンガブリエル大会

スキーシーズンに入ると、ブログの更新頻度があがりますね そんなに分量がないから更新している気はあまりしないのに、カレンダーを見るとびっくりしますw 上村愛子、今季初V! 優勝やったね : 上村愛子オフィシャルブログで、金メダルの写真が見れます。 …

スキークロスとハーフパイプの動画

アメリカでは、WinterXGamesが始まったようです。 たっきーが、Xgamesの公トレの映像をyoutubeにしていたので、はっておきます。 なんと、ヘルメットにカメラをつけて撮影している映像です。なので、Xgamesのコースを疑似体験することができます。 すごい迫…

スティーブン・スティッチ『断片化する理性』

今までの認識論のプログラムの問題点を指摘し、認識論的プラグマティズムを提案する本。 様々な心理学実験によって、人は下手な推論ばかりをしているのではないかと思われ始めている。 一方で、筆者がデイヴィドソン/デネット論証と呼ぶものに見られるよう…

今月の文芸誌

『文学界2月号』 青山真治・平出隆・平野啓一郎座談会 ソウルで開かれた東アジア文学フォーラムに参加した3人の座談会。 3人とも出身が北九州なので、北九州の話や韓国の話など。 フォーラムでは、莫言が書をすらすらと書いてかっこよかったけど、開催地が韓…

『思想地図Vol.2』

ざーっと読んだ。 以下、何を読んだかのメモ。 ゲームプレイ・ワーキング 鈴木健 事例紹介として面白かった。 対抗的創造主義を生きよ! 橋本努 最初の方を読んだだけ。あまりよく分からなかった。 民主主義のための福祉 田村哲樹 熟議的民主主義の条件として…

『現代形而上学論文集』

メタフィジクスをやるとモテるという噂を聞いて、ゆるふわに近づくために読んでみた。 読んでみての感想は、メタモテへの道は遠い、というかこんな道は諦めるw そもそも形而上学って何なのよ、単なる言葉遊びじゃないの、と思われる向きに対して まああなが…

スキークロスW杯flaine大会

スキークロスは、モーグルと違って日程がつまっているなー。 しかも、W杯以外の大会もあって、そっちにでてたりしている人もいるしね。 何だか今季は日本勢がふるわず、今大会も。 1 KRAUS Tomas 1974 CZE 2 PUCKETT Casey 1972 USA 3 ILJANS Eric 1969 SWE…

山内志朗『ライプニッツ』

副題は「なぜ私は世界にひとりしかいないのか」 自分の唯一性にテーマを絞って、ライプニッツについて解説している。 ハンディで、それでいてできるだけ平易な言葉でモナドロジーについて解説していて、よかった。 それなりに難しいことは難しいけど。モナド…

スキークロス・スキーハーフパイプW杯LesContamines大会

まずは、1月10日に行われたクロスのリザルトから。 1 MATT Andreas 1982 AUT 2 DELBOSCO Christopher 1982 CAN 3 WITTNER Markus 1973 AUT 4 ZANGERL Thomas 1983 AUT 男子リザルト TOP4(ファイナル)は知らない選手ばっかりだな。 ってか、オーストリ…

古川日出男『聖家族』

東北に隠された「記憶」を担う狗塚きょうだいとその歴史を浮かび上がらせる、「最大最長最高傑作二千枚」。 これはもう明らかに、『ベルカ、吠えないの?』以来の大傑作。この長さや分厚さをものともせずに読み進めることのできる面白さ。 もうどこからどう…

ニコラス・ハンフリー『赤を見る』

ちょっと装丁がかっこいい、心理学と心の哲学の本。 著者のハンフリーは、イギリスの心理学者だが、現在は哲学の教授もやっているらしく、この本も心理学者の本というよりは哲学者の本という感じに出来上がっている。 というのは、この本は、心理学の実験結…

スキークロスW杯開幕戦

ああ! まさかの日本勢全員予選敗退!! 1 SCHMID Michael 1984 SUI 2 MATT Andreas 1982 AUT 3 ELIASSON Tommy 1980 SWE 4 PUCKETT Casey 1972 USA 男子リザルト 1 JOSSERAND Marion 1986 FRA 2 GUTENSOHN Katharina 1966 AUT 3 SERWA Kelsey 1989 CAN 4 DA…

『パコと魔法の絵本』

パコかわいいよパコ。 『嫌われ松子の一生』の監督が、さらに過剰な演出とVFXとCGと特殊メイクを駆使しまくった作品。 ごちゃごちゃした色彩とモノで溢れたセット*1で組まれた、飛び出す絵本で表されるような、おとぎ話の中のような、アミューズメント・パー…

佐々木健一『作品の哲学』

作品という存在を主題とした哲学的探求。 従来の美学が、作品によってもたらされる体験を対象としていたのに対して、この本は作品という存在そのものを対象とする。 まず、存在を三つに区分する。すなわち、自然・行為・作品である。 自然に対して、行為も作…

『現代思想12月号』「特集ドゥルーズ」

ほとんど12月に読み終わっていたのだけれど、ブログに書くのが遅れていた。 「映像・脳・言語」(宇野邦一インタビュー) クリスチャン・メッツ=映画を記号学的に読む ドゥルーズ=映画を記号論的に読む ライプニッツの話、脳の話、反復の話 「時間の総合…

『マジックアワー』『アフタースクール』『ジュノ』『潜水服は蝶の夢を見る』

年末年始にかけて、レンタルビデオで見た映画。 『マジックアワー』 いつもの三谷作品。 まあ面白いけど、すごく面白いわけでもない。 『アフタースクール』 こっちはとても面白かった。 堺雅人、大泉洋、佐々木蔵之介というキャストで予想されるとおり、コ…