2009-06-24から1日間の記事一覧

アントニオ・ダマシオ『感じる脳』

これは面白かった! 感情とは一体何かということについて、かなり踏み込んで仮説を構築している感じがする。 具体的な部分について、まだ分かっていないところがあるとも言っているが、大まかなアウトラインはできている。 何よりも、感情とは内部状態につい…

『新潮』

『新潮』読んだ。佐藤友哉、川上未映子(太宰治特集創作)、東浩紀(『ファントム、クォンタム』) ファントム、クォンタムは次回完結らしい。不定期連載なので、前の回など色々忘れているけど、それでも面白い。単行本出たら、まとめて一気に読みたいと思う…

ポール・オースター『ムーン・パレス』

フォッグが、伯父の死を一つのきっかけとして生活を放棄し、セントラル・パークでホームレスとなって餓死寸前のところまでいく。その後、友人に助け出され、老人の話相手のバイトを始める。そして、一度死んだという彼の半生を聞くことになる。彼の「死後」…

泉信行『漫画をめくる冒険』下巻

これまた、非常に面白く、また色々と示唆に富む本。 とりわけ、下巻の序で言われている「詠む」という概念の提起は素晴らしいと思った。これは自分のフィクション論にも適用していくことができそうだ。 非常に細かい、技術的な話を論じているようにも思える…

『美術手帖7月号』

特集がアウトサイダーアートだった。 アウトサイダーアートというと、ダーガーとシュヴァルくらいし知らなかったが、代表的な作家が10人くらい紹介されていて、さらにプラスして他の作家や日本の作家も紹介されていた。ので、ガイド的には非常によい感じだ…

稲葉振一郎『増補 経済学という教養』

貨幣的ケインジアンの立場に立って、日本の左翼のとるべき(?)経済政策について勉強する本。 『「公共性」論』と同じく、ブックガイドともなっており、稲葉流に論点がまとめられていて勉強のためになる。 日本の「構造改革主義」と「新自由主義」ないし「…