2006-06-17から1日間の記事一覧

視点・視線

上のエントリでは「芸術とは驚き(新奇性)を生産すること」と言われていた。 ところで、去年、感性についての授業をとっていたことがあるのだが、その授業の大雑把な自分の理解は、感性とは「気付く能力」である、ということ。何に気付くのか、新しいもの、…

システム論から見た芸術

「芸術システム」 慶應SFCが配信している、井庭崇の授業「現代と社会システム」の第10回 ルーマンの「システム論」から、芸術を「芸術システム」として捉える。 以下、ざっと要約。 芸術システムとは、芸術作品を生産し受容している過程のこと。 もう一点…

美か芸か

id:akaNa「2006-06-12いろんな考えの人を許容し、謙虚になりたい」 美術といえば、ただその表層の見た目だけを見て感じたことを評価すればいい、というになりはしまいか。 美というのは完全に網膜に映ったものを好ましいと思うか醜いと思うかで、 芸にはもっ…